☆ 楽歩’s ワールド ☆ -1381ページ目

差別って・・・

私たち障害者問題を語る上で、切っても切り離せない問題、


それはいろいろとあるでしょうが、


その一つに “差別” が挙げられるのではないでしょうか?


一般的に


“差別” とは “してはならないこと” であり “卑劣なこと”


というのが一般的な認識なのではないでしょうか?


学校教育などにおいても


  “差別の気持を抱くことすら悪だ”  という


道徳教育がなされているようですが、


これで本当に正しい道徳観が培われていくのでしょうか?


そもそも、差別とは人間に備えられている


大事な防衛本能の一つだと思うのです。


誰だって、危険と感じるものからは、自らを、


そして愛する家族から、遠ざけたいと思うでしょ?


その気持は決して悪いことではないはずです。


むしろ生きていく上で大事な本能だと言えます。


だから “差別するのは正しい” と


差別を肯定しているのではありません

差別は “される側” はもちろん “する側” も、


両者にとって気持のいいことではないのですから、


子ども達には、そこのところきちんと


教えなければならないことだと思います。


しかし、差別の念を抱くことすら悪だと教育するのは、


ちょっと危険すぎるのではないでしょうか?

私は障害者として生きる身として、


子どもたちに教えてあげられることがあるとしたら、


それは、言葉ではなく、関わり合いの中で自然に


“怖くて変なヤツだと思ったけれど、

           ぼくらと同じように生きているのだ”

ということを、肌で感じてもらうことなのでははてなマークと思っています。


なので息子の迷惑を顧みず!?、できるだけ積極的に小学校へ


足を踏み入れている今日この頃です車椅子DASH!