概要

「心のサポーター」とは、メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識を持ち、地域や職域でメンタルヘルスの問題を抱える人や家族に対してできる範囲で手助けをする人のことを指しており、各地域で心のサポーターが養成されていくことで、地域における普及啓発に寄与するとともに、精神疾患の予防や早期介入につなげることを目的としています。今回は川崎市の養成研修にお世話になりました。

 

受講資格:川崎市に在住・在学の方

受講料:無料

研修時間:14:00~16:00(休憩10分間)

※心のサポーター養成研修終了後に、希望者を対象に「ゲートキーパー養成研修」を実施します。受講される場合、終了が16 時30分~17時00分頃になります。

 

場所はJR武蔵小杉駅駅より徒歩3分、川崎市総合自治会館。受講者数は104名でした。

カリキュラム

・心のサポーターの紹介(活動など)
・こころの病気の知識
・こころの病気からの回復
・身近な人をサポートする方法
・心のサポーター4つのステップ
・グループワーク

 

国では、こころの不調に悩む人をサポートする「心のサポーター」を令和15(2033)年度までに全国で100 万人養成することを目指しています。「心のサポーター」とは、正しい知識と理解に基づき、家族や同僚など身近な人に対して、 傾聴を中心とした支援を行う人のことです。本講座は、共通研修(90分)と選択研修-ストレスコーピングでセルフケア(30分)の合わせて120分の研修グループワークで構成されており、参加費は無料、修了後は認定証が発行されます。なお、心のサポーター養成研修終了後に、希望者に対して30分程度ゲートキーパー養成研修を実施します。

 

※ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことです。

感想

誰もがこころの不調を経験する時代。そのサインに気付ける周りの人や、こころの応急手当をできる人を増やしていくことがとても大切です。心のサポーター(ここサポ)とは、メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識を持ち、地域や職域でメンタルヘルスの問題を抱える人や家族に対してできる範囲で手助けをする、傾聴を中心とした支援者です。特別な資格は不要で、本研修を受講することにより「心のサポーター」として認定されます。手をとめて、相手の方へ体を向ける。そんな、ちょっとしたコツを聞きにきませんか?あなたも本研修で、身近な人のこころを支える「心のサポーター」を目指してみてはいかがでしょうか。