俗に言う、コマンド。
残念なことに、使いこなせないご主人。
例えばクウを怒る時、
「いけねーって言ってんだろ!?
」
「バカか、テメー!?」 「前向けよ
ヨソ見しやがって!」
もしくは「貴様…
」と一言、チャリから蹴り飛ばす。
(だが、最近のクウは避ける…、タイミングが大事だ
)
と、普通なら、「ノー」とか「いけない(ダメ)」って言うところが、
不良言葉と暴力しか能がない![]()
例えば英語でコマンドする人。 ま、うちの母殿、これ迷惑。
ご主人、英語苦手。 ドイツ語も小学生レベル。
無論、訛りは聞きとれんし、アラビア語にしか聞こえない。
得意なのは日本語。 (まだマスターも出来てないが)
ま、ネイティブでもないし、英語の全指示は無理なんで![]()
問題は、クウへの指示の多さにある。
今のクウは、かなりの所までご主人の不良言語をマスター。
基本指令は全く問題ない。
だが、それ以外の指示の場合…、これが英語だと難しいのだ。
「花を踏むなよな!」 「ネコだから、追うんじゃねー
」
「犬はシカトしろ
」 と、この本能系は、普通の怒り方はしない。
確実に蹴り飛ばされる。 それか、排泄物入り袋をぶつける。
すっごい嫌らしい…。 自分の物なのに…![]()
今はそういうことでは、あまり怒る必要のなくなったクウ。
問題はたまに走行中や停止中、ヨソ見する。
「わき見運転はイケねーって教習所で習わなかったか
」
そして寄り道。 「てめーが道順決めんじゃねー!
」
「ここは他人の土地だから入るな!」
「ここ、人んちっ…
」これらは良く使う。
これは普段の一例。 クウはそれぞれを理解し始めた。
がけっぷち流儀…、
「寝ろ!
」
これは非常に便利。
死んだふりが出来る。
邪魔な時は、
専らこれを使用。
「どっか行け」
「邪魔!」も日常語。
要求をする。
とかく、目で訴える。
オヤツ、飯、飯、飯…。
クウはそれ以外の
要求があまりない…。
これが結構くどいし、
しぶとい。
”諦念”を知れよな。
お腹が空いて両手をかけ、前足をぶっ潰されてたクウ。
目で訴えても聞き入れられない場合、ご主人の脚にしがみつく。
飛び付きがいけないと解ったら、「しがみつき」という技に出た![]()
そしてオヤツを貰うまで決して離さない。 …うっとおしい。
で、こーゆー時に「邪魔だ!
」と言うと離すのだ。
そして、最後に…ため息をつく。 なんじゃ、そりゃ!?
リードとオヤツを
両方出すと、
オヤツに釘付け。
要るのはオヤツ!
散歩は充分だそうで
有難味がない模様。
今じゃ、喜ばない。
飛び跳ねもしない。
さて、コマンドの話に戻ろう。 これは飼い主の好み、だな。
母殿はバッリバリの英語コマンド。
英語で文章レベルまで話す。 厄介だ
たまに解らん![]()
そんなクウは軽くバイリンガル。
やっと覚えたのは「SEIYU」、スーパーの名前。 和製英語?
指示なしで、黙々と4km先のスーパーを目指して走る![]()
クウのオヤツの発信元だ。 大事なんだろう。
ふと、思った。 これはコマンドじゃない…のでは?
ご主人にとって都合のいい言葉、ってだけ![]()
最近一番使わないコマンド…「座れ」
クウ、いつも座ってるから…。
怒られた時も、すぐ座るから…。 あんま使わない。
聞いてない…。
よく聞く音は
「ブウ……(T_T)」![]()
意味は
「オヤツを
見せびらかさずに
早くくれ」
…らしい?
今日はスキヤキ用の牛肉だった。 超特売品![]()
鼻の音がブタみたいだ。 ウサギと同じ…![]()



