とある田舎町の とある小さな商店街に
【魚屋 みん 】と書かれてる看板が・・・
とある雨の日にずぶ濡れのまま【 魚屋 みん 】の前でしゃがみ込んでたこの青年・・・。
とても大好きだった人との別れを経験したチャンミン。
まだまだ降り続く雨の中・・・
一人寂しく歩き続け、疲れた身体が立ち止まった場所には
自分の名前と似た名前の看板が・・・
「・・・ 魚屋 みん って、、、。」
「はぁ、、、 誰かぁ、、、僕の事を拾ってくれませんかぁ・・・なんてな、、、(笑)。」
しゃがみ込んだまま両ひざを抱え込み、その膝に顎を乗せる。小さく呟くチャンミンの前に、サンダルにジャージの裾を捲り上げた足が見え、急に身体が濡れなくなった。
「ほらっ、そんなとこに座ってると風邪ひくぞ。」
「・・・・(何んだこの人)・・・・」
「 こんな土砂降りの雨の日に店の前に座り込まれるとさ、、、。」
「・・・(お?)・・・・」
「商売になんねぇんだよ、、だからまぁ~とにかく、、店ん中に入れよ。 」
「・・・(え?ホントに良いのか?・・?それも今会ったばっかりだぞ?他人だぞ?)・・・」
自分は濡れてもいいのか傘を差し出しながら少しぶっきらぼうに話す店主のユンホを、
見上げたままじっと動けずいるチャンミン。
降り止まない雨にほんの少し隠していた涙は、
ユンホが差し出した傘に遮られ、次第にチャンミンの瞳を滲ませていった。
******ご無沙汰しております。辺境の地にあるこの部屋にお越しいただきありがとうございます、この管理人です(´∠_`*)
もう…お話を書けないままここは終わってしまうのか…。そう思いながら、こんなに月日が流れてしまいましたが、頭の中ではこの二人は動き続けているので、このお話限らず、まだまだ終わりが見えないお話ばかりですが、ほんの少しずつでも細々と進めて行ければなと思っております。******