今週、大垣市役所の4階にある大会議室で、

大垣市の若手有志の市職員60数名による、

「まちづくりワークショップ」が開催され、

コミュニティ診断士として議事進行役で参加してきました。


大垣市は、平成30年に市制100周年を迎えますが、

さらなる大垣市の発展のために、

『大垣市市制100周年記念事業基本構想』を策定します。


その基本構想の策定に当たって、

市民参加によるワークショップと、

若手市職員によるワークショップが、

それぞれ8回開催されることになりました。


今週は、若手市職員による第2回目のワークショップ。

市役所内で参加希望者を募ったところ、

予定数をはるかに超える、60数名が応募したとのこと。


これからの市役所を支えていこうとする、

若手市職員の心意気を感じることのできるエピソードです。


今回のワークショップの正式名は、

『大垣市未来ビジョン及び、

市制100周年記念事業基本構想に係る

まちづくりワークショップ』

という長いタイトルになっています。


ちなみに、

平成28年に100周年を迎えるのは、

岡崎市、尼崎市、福山市

平成29年に100周年を迎えるのは、

八王子市、大牟田市

のようです。


5月26日に、ワークショップの第1回が開催され、

チーム全員が顔見知りというわけではないので、

それぞれ自己紹介からスタートすることになりました。


若者らしく、ユーモアを交えて、自己紹介するなど、

ワークショップの盛り上がりを期待させる雰囲気です。


ところが、いざ、ワークショップが始まると、

日頃の市職員としての重責を果たしていることもあり、

発想やアイデア出しの言葉などの表現が、

どうしても堅くなりがちです。


そこで、こちらから、

名前の呼び方を間違えても、一切気にせずに、

(間違いを修正しつつ)一人一人の名前を呼んで、

誘い水を向けながら、話しかけていくと、

結構、面白いアイデアや言葉の表現をするようになり、


しばらくすると、

自分たちで、自主的にどんどん付箋に書き始め、

全員が立ち上がって、盛り上がっていきました。


やはり、市役所内公募に対して、

有志として、手を挙げたメンバーが集まっていますね。


これから、6回のワークショップが控えていますが、

参加者全員が、楽しいワークショップになれば、

与えられた役割を、果たしていける気がします。


Boys, be ambitious like this old man

「青年よ大志を抱け!

 金のためまたは利己的栄達の為にでもなく、

 ましてや、人よんで名誉と称する空しきもののためにでもない。

 知識に対して、正義に対して、かつ国民の向上のために大志を抱け。

 人としてまさにかくあらねばならぬ

 全ての事を達成せんとするために大志を抱け。」

ウィリアム・スミス・クラーク(札幌農学校)