ミーティングMEMO。(その4)

月曜日は、毎週定例のSkypeミーティング。

この日は、「中小企業に対して我々は何が一番できるのか?」

そのことについて話し合った。


結論から言えば、それは「稼ぐ力」をつけることだ。


しかも、それは「本業」でなければならない。

「本業の、稼ぐ力」でなければならないのだ。


世の中に、儲かりそうな話は一杯ある。

あくまでも、「儲かりそうな話」ということであって、

決して、「儲かる話」では無い。


①本業が儲かっていない人

②本業が確立できていない人

③これから本業を見つけようとしている人


なぜか? この3タイプ人たちの耳に、

この類の「儲かりそうな話」が持ち込まれる。


大抵は、この類の「ネタを集めている人」が持ち込んでくるのだが、

その本人も、上記の3タイプだったりすることが多い。


この類の話を、僕は「浮いた話」と呼んでいる。

つまり、本業のように土台がしっかりと地面に着いていないのだ。


世間では、「水商売」と呼ぶビジネスがあるが、

この「浮いた話」は、タチが悪い。

なぜなら、水商売の上に、さらに浮いているような状態だからだ。


しかし、残念なことだが、その類の話しをしていると、

本人たちは実にウキウキしてくるので、

それは、それは、楽しくてしょうがない。


たとえ、忠告しても、こちらの言うことなど、

はなから聞く耳は持ち合わせていないだろう。


なぜ?お前なんかに、そんなことが言えるのか?

そのように思うのは当然です。


その理由は、、、

僕が、独立してからの数年間は、

僕自身も、同様の人種だったからです。


その頃の本業は、前職と同じ広告業でしたが、

なぜか、常に、違和感を感じていたのです。


今、仕事としている広告業は、本業なのか?

自分にとって、セカンドライフとして選んだ仕事なのか?

このまま続けて、寿命を迎えても、本当に後悔はないのか?

すべての疑問に、「NOマーク」がつきました。


そして、本業と思えていた広告業を捨てることにしました。

多分、「本業」と思いたかっただけだろう、と思います。


なぜ、捨てようと思ったのか?

その答えは簡単です。


何かに未練を持ちながら、新たなことにチャレンジしても、

成功するはずは無い、と考えたからです。


なぜなら、

今まで経験してきた仕事は、簡単にできるはず。

でも、新たにチャレンジする仕事は、簡単では無いはず。


そうであるなら、

今まで経験してきた仕事をしながら、

新たなチャレンジをしようと思っても、

達成できるはずは無いと言うことは、小学生でも分かること。


新たなチャレンジを達成するまでに費やす時間は、

相当な時間になるだろうし、その時には意味の無い結果になる。


僕が30歳や40歳代であれば、意味があるかもしれないが、

僕のチャレンジはセカンドライフ。

残された時間が30年も、40年も、ある訳ではありません。


個人事業主も、会社経営者も、

同じ目標を持つ必要があると思いませんか?


それは、「本業で稼ぐ力を身につける」という目標。


そのためには、

「儲かりそうな話(商材)」に飛び付くのでは無くて、

「儲かる話(ビジネスモデル)」をつくる必要があるのです。


くれぐれも、

①今どきの儲かりそうな話という「流行追求型」や、

②一気に大きく儲かりそうな話という「一攫千金型」に、

惑わされないようにしてくださいね。


<本物のビジネスとは、地道に積み上げてこそ達成できる!>


そう信じて、僕たちは、

明日からも、一歩ずつ積み上げていきます。