昨日のミーティングMEMO。(その2)

昨日は、気のおけない仲間であり、大切な友人が、

名古屋から、大垣まで訪ねて来てくれた。

某企業から依頼された案件についての相談だった。


社員の教育研修とは、どうあるべきか?

実に興味深いテーマなので、

なんと! 4時間のミーティングになった。

(しかも、ホワイトボードに5枚描くという枚数の多さになった)


企業が「社員研修」を実施する前に、

必ずできていなければならない、必要十分条件が3つある。


⑴その企業の(社会に必要とされる)目的が明確であること。

⑵(その目的に対して)社員も行動目標が的確であること。

⑶(社員が行動しやすくなる)仕組みが整備されていること。


これらが、曖昧であったり、何も決めていない場合は、

どれだけ、しっかりと研修会を実施しても、

その成果は、一時のことでしかなくなる。


それは何故かと言えば、

社員の働きを、会社が意図とする「最大にする」ためには、

社員のモチベーションや、スキルアップだけでは、

達成することができないからだ。


何事も、元から断たなきゃダメ!


会社の中が、仕組み化できていなければ、

個人の努力や、部分的なチームのスキルアップでは、

到達することは、神頼みになるしかない。


そして、

企業にとっても、

個人事業主にとっても、

何よりも最初にして固めておく必要のあることは、

たった1つだけ……


会社の場合であれば、

会社の根幹をなすものは何か?

『コーポレート・アイデンティティ(C I )』

それを、固めておく必要がある。


個人事業主の場合であれば、

個人の根幹をなすものは何か?

『パーソナル・アイデンティティ(P I )』

それを、固めておく必要がある。


それが不明瞭であれば…

あなたの一番大切な「お客様」にとって、

あなた(会社)が、何者なのかが分からない。


そこに、早く、気付いた者だけが、

本物の成功者になる「資格」を得るのだ。