突然ですが、、

「小麦」に、どんなイメージを持っていますか?

 

 

私は、漢方の考え方に出会う前、◯◯◯◯系の学びの中で、あまりカラダに良くないものとして、コーヒーや牛乳、、小麦もその中に属していました。

 

注) コーヒー豆も牛乳も、薬膳では食薬です。


その時、根菜類はカラダを温めるものだと教わりましたが、漢方薬膳では根菜にも冷やす食材が多いことを知り、、驚き

あれもこれも間違えてた知識が原因??で、冷え性が進んだのかな…とも思ったくらいです。( 個人的見解です。)

漢方の考え方に出会い体質が変わり、今はすっかり冷え性は改善されました!

 

という流れがあって

その後 出会っていく 漢方の考え方。


最初は本で独学もしていましたが、やはり選り好みしていたのでは正しい知識は身につかず、ひょんなご縁で漢方スクールへ‥

 

漢方スクールで、2000年以上前からの考え方や漢方養生を学ぶなかで

食材は良い悪いではなく、いろいろな働きがあって、すべては使い方次第。

まずは、自分の体質を知ることが先!と言う学びを深めていきました。




今は、漢方を違う視点で、、算命などの視点も取り入れながら教えてくださる先生にまなび、隔月で違う先生に中医学も教えていただいています。療術もスポット的に。こちらは資格更新があるので学びを休むわけにはいきません 笑笑


 

 



先日、私の好きなパン屋さんの店主、いおりさんの「酵母のお話」に参加した時、小麦の話 になりまして‥ 

 

シュシュさんのパン

 



 

「小麦はショウバクといって、漢方薬にも使われている 安神作用のあるもので 食薬 。…若干クールダウンをする‥そんな性質を持っていますよ。」と、かいつまんでサクッとお話ししました。

 

 

食薬… 読んで字のごとく効能のある食材

 

古代、薬として使われてきた植物・鉱物・昆虫・(動物も) はたくさんあって、その中に「小麦」があります。

 

 

小麦 ‥ イネ科  コムギの種 

 

小麦と書いて〜ショウバク〜 と読み

主な効能は「安神」アンジン 作用 他

 

 

小麦の系譜をたどると、祖先のDNAと現代の小麦のDNAは、ゲノムの違いにより性質が変わっているそうなので、昔のものは一般的に出回ってはいない?と思っていますが、、

 

本来は、小麦は産地では主食とされてきましたし、実は体調を整える食材として、成分分析のない時代から小麦の種という捉え方で、薬にも配合されてきたわけです。

 

 

2000年以上前に薬として使われていた小麦と、品種改良された小麦は同じではないですが… 

 

 

だとしても、それを知ると、昔に近い良い小麦、または、良い小麦を使って作られているパンを、選んでいただこう!というふうに、選択の視点が変わってきました。

 

 

特に近年、様々な植物も品種改良が進んでいます。

小麦に関しても、古代の品種にはあまり含まれなかったグルテンなど多く含むようになっているようです。

 

グルテンに関しては、いろいろな情報が流れていますが、私たち日本人はお米を主食としてきた祖先の遺伝子を受け継いでいますから、お米が主食の和食が多い方は、それほどグルテンに過敏になる事はないと思っています。

 

胎内〜自分で食べられるようになってから、体に取り入れてきたものが腸内細菌叢 (腸内フローラ) を作り上げてきているからです。ちゃんと異物として排除できる力を備えているかな‥と。

 


小麦からできている麺類、主食系、お菓子を小さい頃からたくさん食べてきた方はちょっとだけ注意された方が良いかもですよね。若い方ならインスタントラーメンとか菓子パンなど、手軽なもの食べちゃいますしね。あと、女性の好きなケーキ、、、私も好きな♡ あくまでも食べ過ぎには注意!ということで書いています。

 

 

 


グルテンと腸のはたらきについて

私の読んだ本から引用させていただくと、、、

 

「 現代の小麦に含まれるグルテンは、比較的消化が難しく、消化しきれないものに変化する懸念と、もう一つは、腸の防御壁の隙間を広げる物質「ゾヌリン」を増やしてしまう … ゾヌリンは、栄養素の吸収を助ける物質ですが、食べ続けることで (バランスが崩れると) アレルギー物質なども体内に取り込みやすくし、腸だけでなく全身の炎症の原因になることが懸念されている。。。

 

と、書かれています。

 

 

個人的には「グルテンフリー」を意識するよりも、全体的な食養生を学び、パンの種類も選ぶようにすると、実は小麦は 良い面もあると思っています。

 


焼く前は食べづらい‥と思うパンを私は選びます。

食物繊維も多いので、腸内細菌の良いエサにもなりそうです。

 

そして、ハード系のパンは、何しろよく噛めます。

噛むことで唾液もたくさん出ます。

噛むことによる骨への刺激は、五臓の腎への刺激にもなり、繋がりのある五臓のはたらきにも良い影響がおよびます。

 

・・・

 

パンの話ではなく、小麦の話でしたね ウインク

 


日本は、小麦よりもお米の産地

 

私も普段はお米を食べることが多いです。

 

地元山口県のアンシンマイ (親戚が作っている安心安全なお米。)を食べています。


炊きたては艶々、噛むと甘くてすごく美味しくて、でも 冷えるとポソポソする古代米に似たところも、腸活的に気にいっています。

 

玄米のまま送ってもらい自宅で精米して炊いていますが、必ず胚芽は残すように精米して、3〜5分づき、浸水の時間があまりない時は、胚芽米にします。


( ぬかは捨てずにぬか床に)

 

( 玄米は十分に浸水した方が良いです。… フィチン酸 )

 


我が家の炊き加減は、主人の好みの関係で柔らかめ。という事は、ご飯を食べながら、水分も摂取しているわけですよね。

 

体質的に、あまり水はけの良くない私は、梅雨の時期など、湿気に影響される時は、水分の多いご飯やお粥よりも、良質なハード系のパンを選ぶことがあります。できれば、先程書いた理由で冷えると硬くなるパンです。

 

よーく噛んでいただきますよ!

 

あれこれ書きましたが、、、

農薬などのことは長くなるので端折ります。

残留農薬が気になる人は、国産小麦を選ばれると良いと思います。

 

なかなか小麦の話をすることもないので、また講座などで機会があれば、ご興味のある方に他のことも漢方の視点でお伝えしたいと思っています。

 

 

 

💛お知らせ💛

 

 

 

田園都市線つきみ野駅から歩いて4分のWASHINさんで、9月5日、6日、7日、9日  ・・・の四日間開催 *9日は満席となりました。

 

一日3回、10:30~、13:00~、15:00~

各回 3〜4名の少人数制です。


よかったら、ご検討くださいませ。

 

・・・

 

秋は五臓の「肺」の季節

 

こちらのサブテーマの中で

肺とつながりのある 大腸、皮毛、鼻、のど、、

の話から 『 腸活 肌活 』についてお伝えします。

 

・性質の「金」ミネラルからの、新陳代謝の話

 

植物のミネラルは炭化することで吸収されやすくなりますが、製法に特許を持っておられるスーパーミネラルを通して、自然や環境とのつながりの話も。

 

良いものはたくさんあるけれど、できれば海外のものよりも、国内のマイレージがかからないものを…

 

 

・腸活の腸内細菌叢に関連して、有用菌である酪酸菌を含む率が非常に豊富な 特別な成分を持つ山口県の竹の「竹ぬか床」の効果的な活用法の話しもしちゃいます。

摂ればよい‥という話ではなく、その前にどんな漢方養生が必要かも、イメージできるようにお伝えします。

 

 

 

販売の話ではないので、ご心配なくウインク

 

お申し込み、お待ちしております。

 

 

 

 

今回も長くなりました。

 

最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。感謝。