時計が読めなかった娘。我が家で工夫したこととは? | 時間管理で自分時間を生み出そう!自分時間を生み出すクリエイター井上ちえこ│一般社団法人片付けのプロ育成協会

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時間に追われず自分時間をしっかり確保したい方へ。時間を上手に使って満足できる自分時間を確保するために後悔しないような時間の使い方をする方法を書いています。

もうすぐ冬休み!

 

クリスマスプレゼントにワクワクする子どもたちですが

 

親の私からすると

 

「あぁ、また長い休みがやってくる…」です。笑

 

 

とはいえ、子どもたちにとっても

 

通常とスケジュールも時間の感覚も違うのでダラダラしたり、

 

うっかり時間をミスってしまったり、

 

不規則なので習い事がある子どもにとっては

結構スケジュール管理が難しいのが長いお休みですね。

 

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家事をストレスなく
時間半分にする仕組みアドバイザー
井上ちえこです。

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我が家では夏休み以外でも

各自の専用カレンダーや模擬時計を作っています。

 

実は作り始めたきっかけは

片づけや時間の整理ではありませんでした。

 

 

 


■カレンダーって実はとっても重要だった

 


娘はLDの疑いが強く(いわゆるグレーゾーン)支援学級に属しています。

 

勉強が始まる1年生になって、計算や時計を読むまでにかなりの時間を要し、

一日、一週間、一ヶ月、という時間単位の感覚も弱くて苦労しました。

 

さすがに6年生の今は時計も普通に読めるようにはなりましたが、

あと何分、という計算はまだ苦手です。

当時、我が家はインテリア重視でカレンダーをどこにも貼っていませんでした。

 

スケジュールは主人も私も携帯のカレンダーアプリで事足りるし、

 

長男の時も勉強面では特に問題なかったので、

 

そもそもカレンダーについて深く考えたこともなかったんですね。

 

しかし、このカレンダーが非常に重要なものだと娘の入学後に知る事になったわけです。
 

 


■目に見えない「感覚」は子どもには抽象的で難しいこと

我が子だけでなく、子どもにとって

「時間」というのは目に見えない厄介なものです。

 

大人は今までの経験値で「あと5分しかないよ!急いで!」と言うけど、

 

生活経験値の少ない子どもは

 

5分で何をどこまで出来るのかも分かっていないし、焦ることも出来ない。

感覚は毎日の暮らしの中での経験で培って行くものです。

 

 

だから時間の感覚を身につける為に

 

時計やカレンダーは必ず子どもにも見える位置、

 

分かる内容で貼っておく環境が必須なんだと教えてもらいました。

 



これを知った時は「自分の好みでしか環境を考えられていなかった…」

 

とショックだったのを覚えています。

 

 

でも、落ち込んでる場合じゃない!出来る事はすぐに取り組もう!

 

同じ環境で親が教えなくでも長男は学校で全て学んで出来るようになっていた。

 

環境が悪いせいでLDになる訳ではないけど、

 

環境で学び、経験を増やしてあげることは出来る。



■どうしたら時間感覚が身に付く?我が家で工夫したこと
 

 

「とにかく毎日 “今何時?” “今日は何月何日何曜日?” と徹底的に質問してください」

 

と指導を受けました。

 

 

正直言うと「え〜、面倒くさい」でしたが(笑)

そうは言ってられません;

 

毎日繰り返しやっていても1、2日さぼると途端に振り出しに戻るんです…

 

だから今でも気が向いたら確認するようにしています。

 

 

娘の工作好きを活かして最初は時計も工作して作らせてみたり、

 

一緒に毎月カレンダーを作る作業をしていました。

 

 

一週間のうたは幼稚園で毎日歌ってたから歌える。

 

だから、毎日質問を繰り返して何とか分かるようになりました。

 

 

それ以来、習い事のスケジュールもあり、各自のカレンダーを作るようにしたわけです。


苦労のかいあって5年生のころには

 

曜日感覚も身に付き、時間を見て段取りを組めるようになったので、

 

私が仕事で不在の時も1人でバスケの用意をして間に合うように家を出る、

 

なんて事まで出来るようになっていました。



 

ちなみに、距離の感覚や重さの感覚も訓練で可能になるんだそうです。

 

娘は料理好きで良く一緒に計りながらお手伝いをしてくれていたので

 

「重さ順に並べる」というテストでは、難しいレベルにも関わらず優秀な結果が出ました。

 

他には、

 

●cm、m、などの感覚は自分の親指の長さや身長を覚えて感覚を身につけるといい

 

●算数はお金に変換して計算させると覚えやすい

 

と教わり色々工夫していました。



これは発達障害の有無は関係なく「苦手なことを出来るようにする」ために

 

子ども大人関係なく誰にでも使える工夫だな、と思いました。

 

 

整理収納アドバイザーとしては、ファミ片(親・子の片づけ)でも

 

片づけが苦手な人でも片づけられる仕組みづくり、として似たような事をお伝えしています。



■目に見えない時間の感覚や段取りは模擬時計で身につける

 


去年は1年生になった次男の時計の勉強がスタートしたので

 

朝の段取りを自分で出来るようにしてほしくて、

 

娘の時にもやっていた、

 

やることを書いた模擬時計を時計の横に貼り付けたら、途端に出来るように!

 

このスピードにはビックリでした。



これを機に次男も時計に興味を持ち、少しは読めるようになったかな?と思います。

 

とにかく時間を聞かれる事が多く、

 

凄く面倒くさいので早く読めるようになってほしい、という母心は内緒です(笑)

 


模擬時計は時間感覚を身につけるのに効果的だと実感しています。

 

視覚化できることで「あとどれぐらい?」が分かる。

 

まだ時計が読めなくても感覚は身に付く。

 

最初は面倒だしインテリア的にはダサいけど、模擬時計を作って貼る価値は絶大です。

 


長男は中学生になって毎日変わる部活のスケジュール表を見て段取りを組み、

 

時間を見て1人で行動出来るように勝手になっていました。

 

朝も目覚まし時計を買ってやってから1人で突然起きられるように。

 

それまでは苦手なことが多過ぎて本当に心配だったのですが、

 

人間あきらめなければ出来る事は増やせる、ということを

 

子ども達から教わっているな、と改めて思います。

 

 

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