24) Fashion-Island で昼食を | BIG BLUE SKY -around the world-

24) Fashion-Island で昼食を

第二十四話) Fashion-Island で昼食を

2022年 6月16日、バンコクに戻ると常宿 Synsiri Resort に荷物を置いて、Fashion-Island へ向かった。

Synsiri Resort 西側の大通りに出てみると、左手に 7-11 が出来ていた。
駐車場奥には食べ物屋台が並び、手前側には Panda と Grab の配達員が注文を待っている。
北東の 7-11 やバーは更地になっていたし、この辺も変わったものだ。
7-11 を横目に南へ進み、AL 氏・DS 夫人と待ち合わせた Fashion-Island へ向かう。

Fashion-Island の客の入りは、以前の半分にも満たない。
入店時に手指消毒して、レジ前ではソーシャル・ディスタンスを保ち、✖マークを避けて座る様子は、母国と変わらない。
LINE を使った入店管理システムがあるが、素通りする人が多い様子を見ると、義務ではなさそうだ。
6月中にマスク義務が解除されたら、人々は直ぐにマスクを外すのだろうか。



[空を見上げると鱗雲,バンコク] (Jun-16, 2022)  熱帯に見る、秋の季語 "鱗雲"。


AL 氏・DS 夫人は、時間通りにやって来た。
Fashion-Island 地下一階レストラン街の、日本式の焼肉屋を予約していると言う。
確か以前に二人と来た店で、母国では決して見ることがない数々のメニューは、似非日本食として申し分ない。
素晴らしい店を予約してくれた気遣いに感謝する。

AL 氏の次女 AI は、2020年 6月2021年 5月と入院が続いた。
コロナ禍での入院・手術はさぞかし大変だっただろう。
その後の経過は良いとのことで何よりだ。



[Fashion-Island 入口表示,バンコク] (Jun-16, 2022)  人々は "フェイシャン-アイラン" のように発音する。


このニ年半は会食を控えていたので、焼肉屋に来たのは本当に久しぶりだ。
コロナ以降のタイでは、QR コードで店のサイトにアクセスしての WEB 注文が主流になっていた。
これなら楽だし、合計金額もすぐに分かるし、カロリー計算までしてくれるサイトもあるそうだ。
少ない投資でより多くの機能を持たせることが出来るなら、専用タブレットよりもこの方式を選ぶだろう。

遠慮せずにどんどん頼み、三人でどんどん食べる。
AL 氏の近郊農業の出荷量と、DS 夫人が顧客とする観光客は、ともに少しずつ増えていて、二人の暮らし向きは少しずつ上向いて来ているそうだ。
それは良かった。



[Promenade 入口,バンコク] (Jun-16, 2022)  人々は "ポーンナー" のように発音する。


AL 氏のお兄さん CH 氏は、お孫さんが生まれてからというものコロナを人一倍警戒しているので、連絡するのは遠慮した方が良いと言う。
2016年 8月の一件以来、私を避けている CH 氏との和睦は、今回もかなわないことになる。
それでも、バンコクのファミリーみんなが健在だと聞いて、安心することが出来た。

日本式の焼肉屋にも大変満足することが出来た。
二人に礼を言う。
バンコクにいる内に、是非また来たいと思う。


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