ラーメン二郎 品川店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2023.11.24(金)

  ラーメン二郎 品川店

  de狂った話です。

 

 

 つい2週間ほど前までは11月の真夏日なんて大騒ぎしてたっていうのに…

 なんと、今週末はシーズン初にして強烈な寒波が襲来するとか…なんだが季節が狂いまくっているのは何かの予兆の様な気がしてなりません。

 

 

 まあ自分の様なアラポン®︎(アラカンのポンコツ)が何を憂いても世界が変わる訳もなく。

 

 

 せめて世界各地で今起きている紛争が1日も早く終結する事だけを願う今日この頃です。

 

 

 今週は半日強の休日出勤があったりして、休みが中途半端に入りましたが、なんとか人並みの週末を迎えられそうです。

 

 

 昼間の小春日和が夕方あたりに一気に変貌を遂げ退勤時刻には風がかなり強く吹いてました。何処でアブラとニンニクを浴びてやろうかと朝から考えていたんですが…

 

 

 GWに行ったきり、何度かトライしかけるも臨休に阻まれたりしながら約半年ぶりとなるシナジこと品川二郎にロックオン。

 

 

 ど田舎からおよそ2時間かけてはるばるやってきたのが19時半を過ぎた頃。

 

 

 並びはざっくり数えて30人を軽く超えていそうな感じ。スーツ組私服組様々ですが、全体的に若い方が多いです。

 

 

 華金という事もあるんでしょうけど、今夜あたりがあまり辛くなく並べるデッドラインでしょうから、この先は少し並びも減る傾向になるかもしれませんね。

 

 

 列の進みはあまり良く無い感じ。途中、レフト・トンペイ師匠が並びを2度ほど確認しにきて20時過ぎに宣告が出た模様。

 

 

 入り口付近まで軽く1時間近く掛かって到着。コチラは先頭から5〜6番目くらいまでは食券を買うのが慣例のようで、自分も頃合いを見て前の方に続いて一旦入店。

 

 

 連続買いを悉く拒み続ける品川二郎の券売機は有名ですが、決して焦ってはいけません。ラーメンの食券は1,000円札で購入し、お釣りの200円を1枚ずつ投入してネギを2枚購入…

 

 

 しようとしたんですが、今月から小ラーメンが850円に値上がりしたんですね。まあ当然だと思いますけど。なので小銭入れに50円玉を戻して新たに100円玉を2枚取り出し、慎重に1枚ずつ投入してネギを2枚ゲト。

 

 

 そして最後にもう1枚100円玉を投入して固茹で玉子の食券もゲット。

 

 

 営業情報や並びのルールなんかを。12月は第1・第3の土曜日がお休みの模様です。お店の公式Xですと臨時休業はポストしてくれるんですけど、土曜日の営業情報はあまりアナウンスしてくれないんですよねぇ。

 

 

 コチラのお店は五月雨式に空いた席から順に着席していきますので、自分も店主さんのド真ん前が空きましたのでシレッとフェードインしつつ「麺少な目で!」とお願いします。

 

 厨房内はこれまた鉄板コンビのレフト・トンペイ師匠がサポート。店内に柏原芳恵の「春なのに」からU2の「With or Without You」に繋がるというなんともカオス&最高のプレイリストが流れる中、店主さんがデポざるで2丼ずつ麺上げしていくシナジ独自のオペレーション。

 

小ラーメン麺少な目 850円

ネギネギ 200円

煮玉子 100円

1,150円也。

 

 

 トンペイ師匠が「はい!」って小さなハスキーボイスで手をかざすのをあざとく見逃さなかった自分は「ニンニク少しとアブラで!」と滞りなくレスポンスできました。

 

 

 麺少な目で野菜コール無しのサイドビュー。喰えないアラポンには最適解ともいえるボリューム感ですね。

 

 

 タコ糸で切ったのか、断面がギザついている煮玉子という名の「固茹で玉子」。脇に液体油の透明な層が見えますね。

 

 

 ニンニクは少しですとこれくらい。まあ丁度良い感じです。少し少な目過ぎるかな?

 

 

 ネギはダブルにすると外にはみ出しますが、シングルですと野菜に隠れて見えない可能性もありますので、見つからなくてもすぐに詰めずに野菜や麺をひっくり返してみてください。トンペイ師匠が都度輪切りにしてくれるギーネーが必ず入っている筈です。

 

 

 品川二郎ではアブラはマストなんです。何故かというとシナジのテイストを大きく左右する「香り」が脂からもたらされているように思うからです。

 

 コチラと仙川二郎では脂の持つ意味が他店よりより「香ばしさ」や「香りづけ」に特化しているようにさえ感じます。(個人の感想ですが…)

 

 

 それではあまり自分的には二郎でスープから行くことは少ないのですが、今宵はこの非乳化ルーシーが「オレから飲んでくれェェェェ~!」って言ってるように見えたので先に。

 

 ウホッ!粉がスゲェ~ニヒヒ

 

 豚出汁感こそソコソコッテ言う感じですが、なんせバランスがエエ。カエシとスープの融合にグルが旨味をブーストしてアブラが香り付けする。

 

 

 その塩梅が実に絶妙なんですよねぇ。その源たるアブラをギーネーと一緒にいただきますけど、良い子は真似しないでくださいっていうほどの猛毒。だがそれがいい。

 

 

 お次はヤサイとをルーシーに潜らせてバクッと逝ってやりましたよ。えぇ、えぇ。なんていうんですかね?シナジのテイストって「ザ・支那そば」って言う感じ。二郎なんですけど中華そばに近いテイストっていうんですかね?

 

 

 おそらくFZが強めなのと、必要にして十分なグルエース、そこへ脂の香りがついてネギと融合するとあら不思議ってな具合に支那そば化するんですよ。コレが実に旨いんです。

 

 

 直系二郎ではマイノリティーである「デポざる」で茹でられた麺はモチッとした食感で低加水故のハードな舌触りを併せ持つもの。いかにも二郎っぽい麺ではあります。麺量は少な目で自分的には丁度良い感じ。

 

 

 で、この輪切りの長ネギと一緒に啜るとたまんねぇんだよなぁ。マジうめぇ。

 

 

 で、刻みの細かいニンニクと一緒に食べたらワンランク上のレベルにジャンプアップですよ。はい。で、ニンニクは結構な辛めのものなのであまり増さない方が全体のバランスを崩さないかもしれません。

 

 

 豚は腕が2枚。見てくれがあまり良くないのと、大きさこそこじんまりとしていますが旨い豚ですよ。

 

 

 柔らかくてしっとりとした食感。少し繊維質でした。

 

 

 シナジは黒胡椒なんですよねぇ。白胡椒も合うような気もしますが…

 

 

 煮玉子はハードボイルド。表面に薄っすらと色がついているのでつけ汁に漬けているのは間違いないかと思われますが割と淡泊な味付け。で、黄身がシッカリとボイルされた固ゆで。これがまた中華そばテイストを加速させているんですよねぇ。

 

 

 一味唐辛子でも味変。

 

 

 あまりに旨くて気づけば麺は殆ど啜っちゃいました。で、ネギがプカプカしていますので最後のお楽しみにサルベージ業務に移行させて頂きます。

 

 

 ルーシーをなるべく飲まない様に慎重にネギを掬っていきましたが気付いたら結構呑んじゃってました。このブログを書いているテッペン現在、猛の烈に喉が渇いております。

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 店主さんに謝意を伝えお店を出ると、丁度ラスロのお客さんが入店するところでした。金曜日の夜の部は間違いなく食べるには19時過ぎには到着した方が良いかもしれませんね。

 

 

 滞在時間80分で駐車料金は600円。メグジなんかと比べると夜の部は安めの設定なのはオフィス街だからなんですかね?知らんけど。

 

 

 冬の都心の景色ってステキですよねぇ。和光本館は時計台が現在仮囲いで覆われていて素敵な全景を拝む事は出来ませんでしたが、いかにも銀座のランドマークとして綺麗にライトアップされていました。

 

 R55JCW 拝