はるたんが亡くなって
愛ちゃんへの連絡は翌朝にした
うそ
うそやろ
それしか言葉はなかった
前々日 仕事帰りに ご飯を食べに来て
元気なはるたんと会っただけに
うそだと思うのは当然
すぐに会いに来た
動かないはるたんと対面
一言
かわいい顔やね
穏やかでよかった と
呆然としている私の代わりに
お葬式の段取りは愛ちゃんが決めてくれた
寂しくないようにくまさんにお願いした
お葬式へ
車の運転は私
父ちゃんは はるたんを抱っこ
はるたんにいっぱい話をする父ちゃん
すごく泣けた💧
式場では
最後の瞬間までを
ずっと カメラに納める父ちゃん
最後の
小さな 小さな遺骨と体面
1ミリほどの爪を集めて
そっと ティッシュに包む
どうするの？
はるたんと一緒に居たいから
持っておく
帰り
今度は遺骨に話かけている
そして
はるたんは姿を変えて戻ってきた
はるたんの小さな爪は
遺骨ホルダーに納められ
肌身離さず持つ
いつもでも 一緒 らしい
父ちゃん 完全にペットロスに落ちた
寝れない
何も出来ない
頭からはるたんの事が離れない
大切な大切なものを失った
この部屋の何処を見ても はるたんを探してしまう
辛い 寂しい と 弱音
はるたん 父ちゃんを守ってあげてね
はるたんが亡くなって
こんなに可愛かったんだと実感