健康診断で要再検査となった私の、かかりつけでの再検査の日が来ました。

予約の電話の際にまずエコーをして、必要であればマンモグラフィをしましょうと聞いていました。

(結局マンモグラフィはしませんでした)


その日は雨が降っていて、かかりつけまでは主人が勧めてくれたので、タクシーに乗って楽々でした。

午前中の予約だったので、終わったら主人にお迎えに来てもらって、ランチでもしよ〜♡

と、浮かれていた私。(ぽんこつー😭)


受付を済ませ、少しの待ち時間のあと呼ばれました。

健康診断の結果を渡すと看護師さんに

「これは郵送で来たんですか?」

と、聞かれました。

私は普通に、

「はい」

と答えて、

もう少し待つようにとのことだったのでまた待機しました。

その間に、、、今の質問なんだったんだろう?!

もしかして、病院の人だけがわかるような悪い結果が書いてあったのかな?!と不安になっていました。


再度呼んでもらえたので、エコーが始まりました。

質問は、

乳がんの家系ですか、

浸出液など自覚症状はありますか、でした。

エコーの間、かなり不安でしたが、

《私は大丈夫!私はがんじゃない!乳がんの親族なし、浸出液なし!》

と、前向きに自分を励ましていました。

そしてエコーが終わり、

医師の診察を待つように伝えられたので、また待機です。


待ち時間は、それはもう不安になって不安になって‥

再検査で乳がんになる人の割合など調べていました。笑

割合はかなり低かったので私は大丈夫だろうと‥信じてみたり。

ここから30分程度待った気がします。

婦人科はどこも混み合っていますよね。


ついに私の順番が来て、呼んでもらえたので診察室へ。

「よろしくお願いします」と入っていき、椅子に座った途端に先生から、

「エコーしましたけど、乳がんの可能性を否定できない結果になりました」

と伝えられました。

この時、体がずっしりと重くなったのをよく覚えています。

座った椅子に沈むような感覚でした。


先生からは、

まず大きい病院に行って、おすすめの病院はここで、検査はこんな感じで、〜〜などなど色々説明があったんですが、

正直なとこころ、頭がモヤモヤしていてあまり覚えていません。


一通りお話が終わった後に自分が がんだなんて信じられなかった私は、

「それは確定ということですか?」

と尋ねました。

先生は、

「いえ、そういう訳では、色々な検査をしてから確定します。でも‥うーん、ほぼそうかなという感じです」

と教えてくださいました‥。

PCでエコー画像を見せてもらえたのですが、

そこにカテゴリー5と書いてあったのが見えました。

この診察室にいる時の私は、カテゴリー5が一体何なのかわかっていませんでした。


先生からは、

「自覚症状なかったんですか?」

と、診察の間に2回くらい聞かれました。

私は全く自覚症状なかったんです。

なんというかこの質問にすごく落ち込んだんですよね‥笑

普段だったら普通に捉えられるのに、

なんだろう、

自分が がんかもしれないって頭の中でぐるぐるしちゃってるから、

なぜか否定されたような気持ちになってしまって‥。

先生も看護師さんもおそらくそんなつもりないことはわかってるのに。


そこから先生はとにかくすぐ病院に行くように勧めてくれました。

アクセスが少し不便だけど、丁寧に診てもらえる病院に紹介状を書いてくださって‥

(この病院がすごく良くて、私本当にこの先生に感謝してるんです✨)

この日は金曜日だったので、休み明けの月曜日にすぐ行きましょうというお話で診察室を出ました。

先生からは、予約もなしで行って大丈夫とのことでした。


お会計待ちの間、待合室で主人に連絡、

そしてさっき見えた『カテゴリー5』について検索しました。

『カテゴリー5 乳がん』で検索。

私が調べた結果だと、

カテゴリー5はほぼ悪性、ほぼ100%がん

という検索結果でした。

待合室で震えました。

ひっそりとじんわり泣きました。


なんとかお会計を済ませ、お迎えに来てくれた主人の車に乗りました。

涙が止まらなかったです‥!

そんな私に主人は、

「まだわからないよ!大きな病院で診てもわらないとね!」

など、たくさんポジティブな言葉をかけて励ましてくれました。


ここから確定診断まで約1カ月ほどあります。

この間に2人でたくさん泣きました‥。

抗がん剤治療している今よりも、もっと精神的にかなり辛い日々でした。

自分が今どんな状態なのかわからないことって、すごく辛いんですね。


今日も生きていることに感謝です!♡


そして迎えた月曜日、紹介状を持って病院へ行きます。