こんにちは
OLIVEです
今回は前回の記事に登場したE8系のBトレについて書きます

E8系のBトレはこれです


実車とのツーショットです


製造記を交えて紹介していきます

製造した経緯は、前回の記事にも書いた通り私の大好きな山形新幹線の新型車両なのでBトレでも造りたいと思ったのが始まりですね

Bトレで作るにあたってまず考えるのは元トレインを何にするかですが、これはすぐ思いつきました


実車の写真を見ると、あるBトレを思い出さないでしょうか
これです

E5系のBトレ
実車ではかなり異なるE5系とE8系ですが、BトレではE5系はこんな感じです

この中途半端なノーズの長さ…
E8系にちょうどいいのではないかと私は思いました
一応補足すると、BトレはショーティーなのでロングノーズであるE5系のノーズを完全に再現するのは不可能であり、この形状は実車に忠実にしつつノーズを短縮した結果誕生したものなのでこれはこれで問題はないのですが実車とはちょっと違うような印象のノーズになっています…
ですが、先程も書いた通り実車も9mとE2系並にノーズが短縮されたE8系ならばこの長さはちょうどいいと思い、E5系のBトレを元トレインにすることにしました
ちなみにこのアイデア
はE8系のプレス発表時に思いついたもので、約3年間温めてました(笑)
ちなみにE8系では先頭車のドア位置がミニ新幹線では初となる乗務員室扉側のみとなっています

そのため、これを簡単に再現できるE5系10号車を11号車、17号車に使いたいためBセットを2つ使っています
当初は4両で作ろうかと思いましたが、Bセットを2つ使うため元トレインが8両分あるのでフル編成の7両で製造することにしました


そんな感じで元トレインも決まったので、早速製造開始です


まずはノーズのヤスリがけ
長さはちょうどいいものの、E5系とE8系ではノーズ形状は異なるので、少しでもE8系に近づけるためにノーズ形状をヤスリがけで変えていきます

まずは左右の立体的な部分を削っていきます

向かって右側が削った方です
こうして見ると分かりやすいと思います
E8系のノーズは比較的シンプルな形状なので、それに近づけるのが狙いです


あとは運転台横の部分にヘッドライトを配置するため、エッジを削り、滑らかな形状に変えます

先頭車は順調
に進みましたが、ここで問題発覚
E8系はミニ新幹線なので1両あたりのドア数は1つですが、元トレインのE5系には2つドアが再現されています
元々フル規格のE5系を元トレインにしている以上、スケールも正確ではないのですがドアの数は気になります…
そのため、全車ドア数を1つに減らす作業をします

12号車、14号車に使う予定のE5系9号車はグリーン車のため、元々ドア数は1つです
しかし、E8系にはない車掌室の窓があるのでその窓をプラ板で埋めます
13号車、15号車にはE5系6号車を使います

こちらは不要な方のドア部分を埋めて1ドアにしました
また、埋めた側のドア横に窓を1つ新設しています
本来は13〜15号車は全部同じ車両を元トレインとするべきですが、Bセット2つではE5系6号車は2両しかないので14号車はE5系9号車の改造で代用します
パンタ付き車両である16号車はドアを埋める他にパンタグラフ遮音板の加工をしています

塗り分けは比較的うまくできたような気がします
曲線を描く先頭部はマスキングに苦労しましたが、それ以外はシンプルな配色のおかけでそこまで大変ではなかったですね
そしてヘッドライト、ステップを塗装したら組み立てて完成



実車ともいち早く対面させることができましたし、フル編成は迫力があるのでフル編成で作れたのもよかったですね


出来に関しても今回は結構満足しています


早速思い出もできて、お気に入りの1編成となりました


ではまた


OLIVE






