とはいえやりたいことの方向性を決める必要があります。
人によってそれは様々でしょうが、基本方針として重要なことは、“やりたいこと”かつ“収入につながること”を共に満たすものにするべきと考えています。

社会的にやりたいこととお金を儲けることが成立しにくいのは、社会的に困っている人が、お金を持っていない人の場合です。

本当にお金を持っていない人は、行政の補償の対象になったりして、お金をはらってもらえるかもしれませんが、多くの場合難しいことがありますね。

ただ目標とするべきはそれでもやはり”やりたいこと”かつ”収入になること”なのです。

やりたいことであるが収入にならなかったり、収入にはなるがやりたくないことはいずれも、どのみち10年継続することが非常に困難です。

途中で再度道を変更するのは時間の無駄(=機会の損失)となる可能性が高く最初から両立可能な道を探すことが結局近道になると思われます。

“やりたいこと”かつ“収入につながること”はすでに20歳くらいからイメージは可能であり、子供や家族の環境により自分の自由度が減少する前に、目標の成功に目鼻をつけていることが重要です。
自分の時間が限られていることを認識しましょう。

“やりたくないこと”、“収入のめどがたたないこと”をへらし、やりたいことかつ収入につながりそうなことを優先的に考える方がむしろ現実的だと今は思っています。

「誰かに教わった正しい道より、自分の選んだ間違った道を歩きたい。」
人生においては、正しいか間違っているかは、一番大切な問題ではありません。その道を自分で選んだか、誰かに教えられた道かどうかということが一番大切なのです。どんなに正しくても、人にいわれた道を歩きはじめた時から、それはあなた自身の人生ではなくなるのです。どんなに間違った道を歩いても自分で選んでいる限りは、自分の人生なのです。p44
「あなたに起こることはすべて正しい」中谷 彰宏