旦那さんは、ここ数日、義母が沈んでいるけど、何かあったのか?教えてくれ。
俺は義母を見なくちゃいけないから、状況を正直に話してほしいといわれる。
そんな怖い顔をして、攻めに来ているのだし、貴方は自分の話しをしないのに、私だけ何でもいわなくちゃいけないのは嫌だと答えた。
それでも旦那さんが食い下がるので、家の売却話しの噂で、近所の人の好機の目にさらされて傷ついていること、悲しいことを伝えた。と言うと、俺のせいで苦しんでると義母を攻めたのか?と言われたので、結局私を攻めにきたんでしょ。と言うと旦那さんは怒って一階に行った。
義母に旦那さんから攻められたけど、何て話したのか聞きに行くと、旦那さんがやってきた。
よく話しを聞くと、義母が旦那さんの妹に愚痴って、妹が旦那さんの昼休みに電話で攻め立ててきて、旦那さんは妹と縁を切ったらしい。旦那さんは、義母に俺が面倒を見てやると言っているのにどうして大人しく従わないのか。
俺が仕事を辞めてしまったら、お前たちはたちまち生きていけないのに、どうして賢く生きないんだ。と叫んだ。
旦那さんの不倫で死にたいくらい、傷つき苦しんでることを伝えると、じゃあ、死ねと言われる。今すぐ、外に行って凍死しろ。どうせ死ぬ気もないのに。と旦那さんが言うので、裸足で外に出て寝転がる。
この人は本当に命と引き換えにしないとわからないのだ。命にかえて伝えようと思う。
すぐに旦那さんは追いかけてきて、そんなことするなら、近所中に晒すぞ。と私を脅し、引き戻しにきた。その時に、頬をぶたれる。静かに死なせて貰うことも許されるない。
中に入っても、旦那さんは離婚するまでどうして普通に穏やかに暮らせないんだ。
俺も苦しんでる。お前たちに出来ることをしてやろうと、不倫相手を不愉快にさせてもやってやっているのに。どうしてそれがわからないんだ。どうして俺の気持ちがわからないんだ。尽くしてくれたお前を助けてやりたい気持ちをどうして素直に受け取れないんだ。どうして拒否するんだ。と義父の遺影を私に投げつけ、仏壇をひっくり返そうとした。
娘がお父さんはどうしたいんだ。と聞くと
やっと落ち着き、お父さんはお前やお母さんに申し訳ないと思っているから、出来ることはしてやりたい。自分が食べなくてもお前には美味しいものを食べさせたいし、それをお前だけでなく、お母さんも食べればいいなと思っている。
離婚しても、お母さんは身体が丈夫でないから、お母さんが倒れて困った時はいつでもお父さんに連絡してくれればすぐに飛んでいく。お前がいれば、遊園地にだって連れて行ける。お父さんが言ってることは間違えてるか?と旦那さんは娘に聞いた。
娘は離婚するまでは、普通に暮らしていたい。と言った。
娘も私が旦那さんを拒否することは望んでいないことを知り、愕然とする。
どんなに理不尽でも、旦那さんを受け入れるしかないと思う。
二階に行き、旦那さんは後はお父さんが見るからもういいよ。と私を寝室に連れていく。
私は旦那さんを嫌いになって離婚するのではないので、離婚すれば旦那さんを忘れなくちゃいけない、私の中から旦那さんの存在を消さなければいけないと思っているから、苦しんでいるんだ。だから離れたいと伝えて、旦那さんの腕に泣き崩れる。
旦那さんは、私の背中や、頭をずっと撫でながら、27年も一緒にいるんだから、その気持ちはわかってる。だけど、お前は極端すぎる。少しずつ気持ちを離していくので、かまわないだろう。悪かった。
死んでほしいなんて思ってない。
生きてほしい。と思ってる。
明日も、美味しいものを食べて、息子にもまた会って、生きているからこそ感じれるんだから。と旦那さんは言う。
指先から血が出ている。
ぶたれた耳がじんじんする。

離れたいと言うと怒る旦那さん。
貴方はいったいどうしたいんだろう。

愛しているから、苦しいことを、
愛しているから、哀しいことを、
愛しているから、切ないことを、
愛しているから、忘れたいことを、
愛しているから、離れたいことを、
愛しているから、離婚することを、

貴方にどうすれば伝わるのだろう。
それでも、今日、私は生きていく。
娘ちゃんのご飯を作り、洗濯し、
涙を拭いて生きていく。

旦那さんは義母に俺が悪いんだから、嫁の悪口だけは言わないでくれ。
俺のせいなんだから。こいつだけは守ってやってくれ。と言った。