【論文答練強化ゼミ議事録追記】 | 弁理士試験合格!! 講師 湯浅竜のブログ

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弁理士の湯浅です。資格の学校TACで弁理士試験受験指導しています。論文の必須科目対策や著作権法を教えています。「1プラス9パターン学習法」や合格答案量産のための「10個のプロセス」を教えています。Twitter、Facebookもよろしくお願いします(^_^)

【論文答練強化ゼミ議事録追記】

今日のゼミでは多くの学びがありました。

例えば、「暗記」のように「覚えるまで反復あるのみ!」みたいな
体育会系的なノリのものであっても、

巧みな「仕掛け」によって効率化できる(より短い時間で、同じあるいはそれ以上の効果が出る)

ということがわかりました。


もう3年もやっているゼミですが、私の中では一二を争うほど衝撃的な「日」だったので、
備忘録代わりに文章として残します。
(おそらくゼミ生以外は何のことかわからないと思うのですがご容赦ください>あくまでも自分への備忘録なので)


★暗記方法について(口頭試問)

(従来の方法)
・前回の復習なし(暗記時間:0分)
・今週分(暗記時間:85分)
 個人暗記:45分
 全体での口頭試問:40分

計:85分(成果:今週分のミニテストの暗記/口頭試問は各自1問しかやならい)


(今週から導入した方法)
・前回の復習(25分)
 個人時間 10分
 ペア確認 10分
 全体確認 5分
・今週分(60分)
 個人時間 30分
 ペア確認 15分
 全体確認 15分(ここはいくらでも「削れる」と考えている)

計:85分(成果:先週と今週分のミニテストの暗記/口頭試問はそれぞれ各自5問)


費やした「時間」は同じなのに、
成果物に「倍以上」(2.5倍近く?)の差が出ている。


特に、

 「個人での暗記時間を減らした」のにも関わらず、
 口頭試問(全体確認)で発表する際の「精度」が上がっているのはなんでだろうか?
(時間を減らしたのに「質」が向上した笑)


今までやっていた、「講師(湯浅)が、一人一人指している時間」が如何に「無駄」だったかということでしょうね(笑)


私は「私が教室でしかできないこと」に注力すべきであって、

「個人でできること」(個人の方がはかどること)
「ペアでできること」(ペアの方がはかどること)

に関与すべきではない。

ということが良くわかりました。
(実は、ペアワークはゼミ開始当初からやりたかったのですが、
いろいろと事情がありできませんでした。
もっと早く実践していればよかったです。)


まだまだ未熟な身ですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します



★短答対策(ゼミをすこし延長し任意参加で実施)


・条文の読み込みとは?
  >「条文読み込み」という表現は実は不正確なのでは?という話しになりました。

・なぜ、条文の読み込みをすると合格できるのか?
  >なぜ、過去問ではだめなのか?なぜ、講義だけだとだめなのか?
  >なぜ条文読み込みは合格できるのか?
  >そもそも「条文」とは何か?
  >それが試験合格とどうリンクしているのか?
  >では、「過去問」と「講義」は不要なのか?(必要なのであれば、どう使うべきなのか?)

・では、条文の読み込みとは具体的どのようにやるのか?
  >マーカーは?
  >回数?
  >メモ書きは?
  >読み込むべき法域は?(読み込む必要のない法域はあるのか?)


について、ゼミ生からの質問を受けつつ回答 又は、ディスカッション。
(各自の考えを議事録として提出してもらえばよかったと反省)
 >もし提出してくれる方がいらっしゃれば、「添削」「コメント」「アドバイス」付きでお返しします!
 >電子データ(ワードなど)で湯浅のいつものアドレスにお送りください!