母と子の
心と体を育てるベビーマッサージ
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産後うつ ~わたしの場合~
この続き
産後鬱の原因は大きく分けてこの二つでした
●体の疲れ
●心の疲れ
体からの声を
聞いてなかったんです
疲れた 眠い だるい
こんなに分かりやすく
体はメッセージを送っているのに
それを無視にしていました
早い段階で
体からの声をちゃんと聞いてあげることができていたら
産後鬱ももっと軽いものだったでしょう
前回、当時の様子を詳しく書きました。
今回は、その対処法を書いてみます。
※これまでご相談頂いたママたちの回復もみてますので
対処法としては概ね間違ってないと思いますが
お一人お一人の身体も症状も違いますし、産後の環境も違います。
産後の不調が、別の原因という可能性もありますので、こちらはご参考までに。
●体の疲れ
【睡眠不足】
全てが赤ちゃんペースになるので仕方ないのですが
赤ちゃん優先しすぎて自分のことが後回しになりがち。
赤ちゃんが寝た時に一緒に少し寝るとか、
パパや他の人に子守りを頼んで、寝る!
とにかく寝る時間を確保
【家事の疲れ】
産後も、産前と同じように家事をしない。
しなくて良いです(^^)
手をぬくっていうのも難しいですよね
それぞれ「こだわり」もある部分なので
優先順位を決める。
これは絶対ワタシがやらないと気が済まない順位をつける。
工夫して時短
【育児疲れ】
一人目の育児はそりゃ大変です。
赤ちゃんのお世話は24時間勤務。
ハードなお仕事です。
「かなり疲れている」現状を知る。
一日の中で「一人になれる時間を確保」
一日の中で「リフレッシュできる時間を確保」
20分のお一人様ティータイムとか
お気に入りのバスソルトで湯舟つかるとか
お一人様リフレッシュ時間確保
【栄養を摂る】
お腹すいたら食べていい◎
産後ダイエット!!
という意識の方 すごーく多いですよね
分かります。
私もそうでしたし。
でも食べましょう!
1日中家にいたって
エネルギー消耗してるんだから!
痩せてきた人は
このまま頑張って、あと Kg落としたい!とか...
分かります
でもね
育児&授乳はエネルギー消耗が激しい
それに必要なエネルギーを摂る必要がある
鬱傾向だなぁと思った時は
栄養不足だったと思います
私の場合は3月出産の時
夏に疲労困憊→産後鬱という流れでした。
夏バテ&食欲低下もあって
消耗エネルギー > 摂取エネルギー
さらに
鉄分不足でした。
鉄分が不足することで鬱傾向になると言われています。
ただでさえ授乳中
夏はドリンク飲み続けていたり
ちょっとつまみ食いしたり
小腹すいたらパクッモグモグ
食事を摂らずにに済んでしまったり
作るのも大変だから
すぐ食べれるものに手が届きますよね
パン、おせんべい、お菓子だとか...
気づくと 炭 水 化 物 ばっかり
授乳している期間は
特に乳汁の元になる栄養をしっかり摂りたいもの
栄養バランス良く
ご飯(米)も食べる
1回の食事でバランスよく摂るのは大変なので
2日間くらいでバランスよく食べれるといい
なるべく添加物・砂糖を避ける
プラスで知っておくと良いのは
薬膳的な視点
ざっくりですが説明します
◆薬膳的な食材選び◆
夏 体の熱を冷ます、暑さを取り除く、乾きをとめる、体内に津液をうみだすもの
スイカ 桃 きゅうり トマト トウモロコシ 冬瓜 ゴーヤ なす 緑豆もやし
大麦系(麦茶やハト麦)
豚肉 豆腐 黒豆 等
秋 乾燥してくるので潤いを与えるもの
梨 柿 百合根 山芋 山芋 蓮根 アーモンド 松の実 落花生
白いもの(白木耳 白菜 豆腐 豆乳 白ごま) 等
冬 保温するもの 乾燥を防ぐもの 血行を良くするもの
しょうが(加熱する) ねぎ 根菜 にんにく ニラ シナモン
羊肉 鶏肉 青魚 山芋 きのこ 胡桃 ゆず みかん 陳皮 なつめ 等
春 自律神経が乱れやすい時期 気を高めて体の防衛力をつけるもの 気を整えるもの
デトックス(冬に溜まったものを排泄していく時期)
肉類 魚介類 芋類 豆類 ほうれん草 あさり レバー 卵 黒豆
柑橘類 ジャスミン 三つ葉 陳皮
ふきのとう 菜の花 たけのこ ふき 等
こんな感じです
要は旬のものを頂く。
旬のものは、その時に必要な栄養が豊富であるとと共に安価です
例えば
夏には夏野菜や夏果物
これらは身体を冷ます作用があります♪
では
夏野菜を冬に摂るのはどうでしょう?
冬なのにさらに身体が冷えてしまい、巡りが悪くなってしまいます。
サラダは生野菜ですので身体を冷やします。
生野菜を冬に食べるなら量を減らす。
生のものを摂りたい場合は、冬の果物を。
みかん、りんご等。
果物はミネラル補充になります。
みかんなら、簡単に食べれますね(^^)
今の季節
カラダに何が良いか?
ここを頭の片隅において献立決めるといいです
食事に関しては
またの機会に詳しく書こうと思います
●マインド
「私が全部やらなきゃ」
「ちゃんとやらなきゃ」
私の場合はこういう意識が強かったです。
もっと夫に助けて欲しい・手伝って欲しいと
お願いすれば良かったです。
夫にお願いして
じっくり説明してからやってもらうよりも
自分でやっちゃった方が楽だから
めんどくさいから
自分でやるのが一番と思っていたし、
そもそも「夫に頼ろうとしてなかった」と思います
「しんどい・辛い」という言葉を夫に言ったことがありませんでした。
多分それまで
「しんどい・辛い・ギブ」とか言ったことが記憶にありません。
「なんとかなるさ~」ではなくて、
完璧にやらなきゃと常に思っていたと思います。
どっちが良い悪いではないですが
「完璧にやらきゃ・自分でやらなきゃ」が強いと
しんどいのは明らかです。
赤ちゃんとの毎日は「やらなきゃ」の連続なので
産後うつ傾向の場合は
ただ単純に「自分が今どうなのか」を認知する。
「やらなきゃ」をいったん置いといて
今わたしの疲れ指数はどの値か、考えてみる
もう無理!!のレベルならば
夫に頼ったり、お願いしたり、
自分が楽になるサービスを利用したり。
どうすれば楽になるか、
どこを手伝ってもらうと助かるか、
予算など、
こういうのは人それぞれなので、
自分の場合のベストをチョイスする
●睡眠
もうこれが本当に大事!
夜中の授乳があるし
夜中も赤ちゃん起きる度にママも起きてお世話しますよね
睡眠不足になるのは仕方ないので
夜たっぷり寝れないなら
午前中や、午後などにお昼寝する
一人目なら工夫すれば
お昼寝できると思います
上の子いるから
昼寝なんかできないーー涙
よく分かります
旦那さんに頼めることは頼むなど
とにかく工夫して
睡眠時間を確保する
これに尽きます
疲れは蓄積していきます
日々疲れすぎて
自分がどのくらい疲れてるかさえも
分からないかもしれません
心がしんどく感じる
もう何もかも辛く感じる
1日中ひどくしんどい
体が鉛のように重い
体がついていかない
自分はママをちゃんとやれていない
そんな風に
心も身体も疲れきっているなら
まずは
身体を休める
睡眠をとる
しんどいのは
あなたのせいでは無いのだから
辛い気持ちになってしまうのは
誰のせいでも無いのだから
妊娠中から出産
そして
赤ちゃんのお世話24時間
もう既に
充分がんばっているのだもの
今の私ならば
薬膳的な食事
中医学的なセルフケア
アロマなどのセルフケア
心の休め方ほぐし方
マインドの扱い方
色んなツールやリセットを駆使してみよう!
周りに「お願い」と言って頼んでみよう!
そんな風に
なんとか対処できると思いますが
当時は
・栄養が摂れて整う食事を知らない
・セルフケアを知らない
・自分のココロの扱いを知らない
・すべて自分でやる!
頑張ればなんとかなる
・子どもをちゃんと育てなくては という母親的な責任感
・ちゃんとやらなくては という完璧主義
こういったもので
がんじがらめだったので
やらない=怠けている
やらない=良い母ではない
そんな風に捉えていたんですね
毎日奮闘していました。。
そりゃあ
体も 心も 限界達します。
よくやったなぁ 涙
若かったからこそ出来たものの
今では絶対にできない。
ハードすぎるスケジュールでした。
こういうツライ経験が無ければ
ベビーマッサージ教室を始めようと
思わなかった
産後は大変だけれど
0歳赤ちゃんとの1年間は
とっても貴重なもの
「しんどい」の割合よりも
親子で
愛情を確かめ合う
やさしい気持ちになる
安心感
ゆったり幸せ
そんな時間が多い方がいい
だから
ベビーマッサージを通じて
こういった時間をもてる場を
作ろうと思ったのでした
それがr.room.babymassageのはじまりです
~ベビーマッサージの様子~
画像掲載OKの生徒様
レッスン・講座ご希望の方は
ご連絡下さい
こんなに可愛い子どもたち。
でも
当時の私は余裕がなさすぎた。
元気で楽しい時もあったけれど、
もう限界ーーーと、落ちまくる時もあった。
今年 息子は高校生に
私より大きくなった息子
わたしは母業18年
子どもたちに育てられました