おうちでモンテッソーリな子育て「andFUN、今日もてげてげです。」 -3ページ目

おうちでモンテッソーリな子育て「andFUN、今日もてげてげです。」

andFUN りつこ先生の
「おうちでモンテッソーリな子育て」を綴ったブログです。
てげてげとは、宮崎弁で「適当、ぼちぼち」ってなイミです。
何でも頑張り過ぎずに、てげてげでいいっちゃが♪

「うちの子たち(職場の若い子達)に、

 『仕事が楽しくなかったら、言ってねー。
  楽しくなるように考えるからー』
 って話してんだけどさー」

サラッと、すごいこと言うんだよな。

 

 

彼には、仕事=苦行的な考えがない。

 

「仕事してる時間って、一日の大半占めるわけやん。

 その時間が面白くなかったら、人生楽しくないやろ。

 どうせ仕事するんなら、楽しい時間にしようぜーー的な

 はははーーーー」

 

ヒゲでロン毛が、スマホ片手に言うもんだから、

半端ないチャラさなんだけど(笑)

ごもっともだと思う。

 

「でもさ、『仕事、楽しい?』なんて聞かれて

 『楽しくない』なんて答えにくいんじゃない?」

yes or noでしか答えられないclosedクエスチョンより、

howやwhatのopenクエスチョンの方が答えやすいんじゃないかと

理論をぶつけようと思っていたら・・・

 

「『楽しくないっす』って返ってくるときある(笑)

 それはさー、普段からコミュニケーションとってっから

 本音で言ってくれるって。」

 

ふむふむ。

 

「そういうときは

 『だよねー。これ、やっぱ楽しくないよねー(笑)

  でもさ、ここ1ヶ月頑張ってくれん?

  その後は、楽しいやつにするから。はははーーーーー』

 ってオレも頑張らせるよ。」

 

「楽しくないから、やらなくていい訳ではなくて、

 楽しくないけど、ここ踏ん張って乗り切ろうぜって

 ケツまでやらせてやるのがこっちの仕事だから」

 

 

チャラいのに、すごいなー(笑)

仏氏と仕事の話をするのは、とっても楽しい。

 


保育園の申請認証通知(仮)が届いて、ひと安心。
やっと、正式なスタート地点に立てました。
 
保育園をやる!と決めたあの日から今日まで
こっそりと(笑)進めてきたことも、
もう隠さず発信していけます♪

ここからは、一気に加速‼︎
設計士さんとこれまで何度も打ち合わせしてきた図面を完成させてもらって、
いよいよ工事に入ります。
それと並行して、園児や一緒に働くスタッフの募集も始めていきますよ。
お知らせできる場を準備中ですので、
もう少しお待ちくださいね。
ありがたいことに、
かなりの数のお問い合わせをいただいてるんです、マジで。

 

 

施工はMakihaus
伊都安蔵里(いとあぐり)から届くお野菜を使っての自園給食、
そして保育は、モンテッソーリの環境。
幸せな子どもの姿が、もう目に浮かんできます。
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ハピネス保育園(平尾/志免)
・2019年4月1日開園予定

今日は、保育事業の運営元となる企業の会議室にて
「おうちでモンテッソーリ講座」
会議室の前半分は、
子連れの方(育休中の社員さん+一般のママ)も過ごしやすいようにと畳を敷いて、
会場後ろ半分はグループ企業の社員さんが話を聞いてる…
という、これまでにないスタイル。

 

社長いるし、
グループ会社の社長もいるし…で、
いつもよりドキドキしての講座だったのですが(笑)
「90分あっという間だった!」
「先生、引き出し多くて、勉強になりました~」
とのお声をいただけで、ホッ。

 

 

一番嬉しかったのは、

モンテッソーリ教育が子育てだけではなく、
社員教育にも通ずることが伝わったこと!!
「スタッフにもっとのびのび動いてもらうにはどうしたらいいか…という悩んでいたのだけど、
’制限の中の自由’にヒントがありました。」
とのこと。

 

人を育てるということにおいては
子どもも大人もきっと同じで、
どうやってその人の持つ力を引き出すか!

 

これから始まる私たちの保育園。
子どもの力を引き出すのはもちろんだけど、
ここで働いてくれるスタッフの力も引き出せるような
そんなリーダーになるぞと
改めて思ったのでした。

 

 

写真は、帰る前のママ達で、
終わってからの質問が止まらないところ(←いつものこと笑)。
育休中の社員さんの子育て相談にのれるって、
幸せ♡

先日、勤務していた保育園を退職しました。

そして、これから挑戦するのは、新しい保育園づくり。

39歳になったばかりのある日、

ありがたいご縁をいただいて

来春開園予定の企業主導型保育園の園長業務を引き受けることにしました。

いや、正確には「園長ならやります」って答えたんだわ。

 

作りたいのは、子どもが中心の保育園。

保育園に必要だと思うところ、

それを元に作られた設計図、

そこで働く人の環境、

そして、運営元となる企業のことを

熱く!語っていただき、

私の心にポッと火が灯った感覚を

今でも覚えています。

「情熱」が人を動かすってこういうことなんだなって。

 

 

目指すは、

世界で一番幸せな子どもが育つ園です。

これは、大人が子どもを動かすのではなく、

子ども中心の園ということ。

人生の土台とをつくる0-3歳の時代を

存分にその子らしく過ごしてもらえるような

保育をします。

 

そして、もう1つ。

保育士にとっても、働きたい!と思えるような楽しい職場に。

子どもの幸せを叶えようと思ったら、

保育士が幸せに働いているということが必要不可欠だもの。

保育士の働く環境も、どこにも負けないものにしていきたいです。

 

これから作る、私たちの保育園。

ちょっと想像するだけでも、

幸せな人たちがたくさん目に浮かびます。

そんな未来を描けたんだもん。

きっと、実現できるし、

そのためにこれから全力で取り組もうと思っています。

 

ここで繋がっているみなさんには、

これから特にお力をお借りすることが多々あるかと思います。

その時は、

「りっちゃん。もう、しょうがないなー」

って、よろしく頼みますね♡

 

 

最後になりましたが、

保育園保護者の皆様、先生方には

大変お世話になりました。

子どもの自ら育つ力に触れることができ、

私もたくさん成長させてもらいました。

こちらで過ごした日々が、これからの私を大きく支えてくれることと思います。

本当にありがとうございました。

 

2018.10月 平野理都子

 

 

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ハピネス保育園

 福岡市平尾(平尾駅バリ近)

 志免町南里

・0.1.2歳の小規模モンテッソーリ保育園

・2019年春開園予定

      

お見知りおきを☆

 

 

 

ということで、

2019年以降の「おうちでモンテッソーリ講座」は開催未定です。

だって、

保育園作ったことないし、園長先生になったこともないので(そりゃそうだw)

今後の自分がまーーーーったく読めないのです。

興味あったのよーという方は、お聞き逃しなく。

おうちでモンテッソーリ講座 募集一覧

 

image

 

 
「どうやったら、子どもの○○をやめさせられますか?」
 
おうちでモンテ講座の後の質疑応答でよくあるやつ。
 
 
対する私の答えは、ほぼこれです。
「無理にやめさせなくていいんじゃない?」

 

 

 

先日の〇〇は、「(服やタオルの)タグをやたらと触りたがる」とのこと。

それも、寝るときやちょっと不安になった時に、タグはなくてはならない様子。

「タグに執着し過ぎかも。今、離しておかないとずっとそうなってしまうのでは?って

 周りからも、そう言われるんです」

 

 

・タグの手触り(感触)が好き

・触っていると安心する

のでしょうから、いいじゃない。思う存分触らせとけば(笑)

 

 

それに加えて、

こちら側(大人)にできることをお話しました。

 

タグを取り上げるのではなく、

タグを触るよりもこっちがやってみたい!と思えるような魅力的な活動(手を使う)を

準備してあげるのが、大人の役割かなーとね。

 

 

すると、そのママがまたこう続けます。

「もともとは、2人目が産まれる時に私が小さいタオルを渡したんです。

 『これをママの代わりと思って、ママが赤ちゃん産むとき(不在)あなたも頑張ってね』って」

 

 

そういうことだったのね。

だったら、なおさら取り上げなくていいじゃん。

 

彼からすると、

タグは、ママがいなかったときに自分を支えてくれた戦友のようなもの。

眠いときや、ちょっと不安なときは、

戦友の力を借りて「エイヤっ!!」って自分で乗り越えようとしてるんだろうね。

これがあれば大丈夫!って。

 

 

自分の一番大事なものを、

大好きなママに取り上げられたら

この上なくショックを受けると思うんだ。

 

大事な大事なタグを落としたり、失くしたりしないように

カチッと腰からぶら下げれるようにしてあげたら?

「ほら♪これでいつでも触れるよー。」って。

今日は帰りに100均でも寄って帰りーー。

 

「ええええええ???

 やめさせるんじゃなくて、持たせるってことですか?」

 

 

はい(笑)そういうことです。

 

 

子どもの大事なものを、大切にする。

ママは、子どもの1番の応援者でいたいじゃないですか。

 

 

そんな話をしていると、

そのママも、実はタグを取り上げたいと思っているわけではない。

その奥に、本当の気持ちが隠れていたことに気がつきました。

 

 

その②へ続く