日航機と海保機の衝突事故
海外では、
『奇跡の脱出劇』
と報じられ、日航職員の対応が賞賛された
一方で日本では、乗客のペットが機内に残されたことで愛犬家を自称する著名人達の『お気持ち表明』を報じている
気持ちは充分に理解できるが…
日航職員の保安対応や乗客が身ひとつで脱出し、犠牲者を出さなかったこと
殉職となった海上保安官達への哀悼
オールドメディアからは、賞賛すべきことと犠牲者を悼む気持ちが(自分には)伝わってこない
事故に限らず、災害等不測の事態が起こった場合、最優先されるのは人命だ
なぜなら、日本は法治国家であり、『人権』という言葉に代表されるように法の権限が及ぶのは人あるいは法人に限定され、それ以外は所有物と定義されているからだ
(言葉としてあまり良い表現ではないが、人に寄り添う動物たちを守るという『妥協案』として動物愛護法がある)
ペットをひとりにするのはかわいそうだからと、一緒に旅行に連れていき、慣れない環境にさらすのが良いことなのだろうか?
そもそも、旅行に連れ回さなければペットの生命が亡くなることはなかったハズだ
自分がまだ生まれ故郷にいたころ、とある老夫婦が捨てられた犬を保護し、そのまま家族として迎え入れる事になった
「もう旅行には行けんなあ」
「この子を飼うって決めたんですから…」
ご夫婦は好きだった旅行をすることはなくなったが、自分が見かけた時はいつも穏やかな笑顔で、そばには家族になった犬が居た
自分たちの都合で連れ回すのが愛情なのか?
寄り添ってくれる動物たちを守るのは飼い主しかいないのに、あまりに身勝手すぎる
そして、
どうして数の少ない声の大きい者の意見をマスゴミどもは取り上げるのだろう