秋アニメでは別格
『葬送のフリーレン』
魔王を倒した勇者パーティーの後日譚であり、長命なエルフがヒトである勇者を寿命で亡くし、僧侶からは亡くなる直前に弟子を託され、老いて戦士として一線では動けなくなったたドワーフからも弟子を託される
若い戦士と魔法使いを伴い、かつて歩んできた勇者パーティーの足跡を辿る旅が始まった
異世界モノでありながら、旅をするロードムービーであり、フリーレン達の住む世界の日常を描いてあって、魔王は打倒されても魔族は相変わらずヒトと敵対していて、魔族とは別にヒトを襲うモンスターも存在し適度なバトルシーンもある
原作と演出&音楽、声優
なによりも作画が良い
最近はCG作画も増えてきたが、ここぞという場面、演出側が見せたい場面での手描きのアニメーションは『日本のアニメーション』だ
シュタルクとフェルンが貴族の夜会でダンスをするシーンがまさにそれだ
モーションキャプチャーという人体にセンサーをつけ、動きをPCに取り込みCG化させる技術もある
それをせずに社交ダンスの現場に足を運んで取材し、実際に見、ダンスシーンをプロのダンサーに監修してもらったとか…
演出する側の心意気が本気であるならば、観る側にもその本気は必ず伝わる
別格と思わせるアニメーションが別格なのは
制作する側が本気であるからだ