初夏とはいえ標高が1644mの高ボッチ高原
里との気温差はおよそ10度低い
あとで気温は確認するとして、薪ストーブに再び火を入れる
時間は5時
日の出前の薄明の時間を撮ろうと高ボッチ山の山頂へ
東の空が赤く焼けてきた
槍ヶ岳を真ん中においてみた
外に置いておいた気温計を見ると
2度
冷たい北風で体感温度は氷点下だ
薪ストーブの上で沸かしていたお湯を、昨夜残していた冷飯にかけ、さらにフリーズドライの味噌汁を入れてねこまんまにする
冷えた身体に染み渡る…
食べ終わったら撤収開始
撤収でいちばん手間がかかるのが薪ストーブだ
煙突の中のススを落とし、本体内の灰と炭を取り除いたあとは煙突同様ススを落とす
撤収するだけならただ車の中に放り込むだけでいいが、なにせアパート暮らしだ
借家や持ち家なら庭なり駐車場なりで装備を広げて掃除もできようが…
帰ってからは食器類の洗い物や洗濯くらいにしておかねば…
9時
装備は車の中に積み終わった
エンジンの暖気も済んでいる
でいだらボッチ舘に予約証を返す
今、高ボッチ高原にはミツバツツジと
フデリンドウ
ミヤマハタザオ
が咲いていて、木々の新芽が芽吹いている
平地は初夏でも高原はまだ春
近くに迷惑キャンパーがいたこと以外は良いキャンプだった
さて、帰ろう







