今日も今日とて寒い安曇野







写真を撮ったときは青空が広がるかと思ったが、お昼を過ぎてからどんよりとした鈍色の空になり、常念岳には雪が降っているようだ



安曇野は明科にある御法田遊水池


乳川と芦間川と中房川、烏川が有明で合流して穂高川になり、大町から流れる高瀬川と万位川とが犀川に合流する地点




コハクチョウが越冬する場所として、多くのアマチュア写真家たちが北アルプスを背景に飛翔するコハクチョウの姿を撮ろうと集まるところでもある




コハクチョウに接近できるところもあり、コハクチョウ達も人間が悪さをしないとわかっているのか、近付いても逃げる素振りも見せない








白鳥の鳴き声に個体差は無いように人間の耳には聞こえるが、鳴き合うのはつがいであることが多く、お互いに呼び合い、『ここにいるよ』と存在を確認しているのだとか…




そういえば、松本城の内堀に、コブハクチョウのつがいがもう何年になるだろう、住み着いているよな



白鳥はつがいのどちらかが北、シベリアへと飛べなくなると、自分だけ北へと帰ることは無いという


松本城のコブハクチョウが抱卵しているのを見たことがあるが…


シベリアとはまるで違う気候


おそらく卵が孵ることはないだろう



だが、思う


このつがいに奇跡が起きないかなと…


卵が孵って、その雛がちゃんと育ってほしいと…