河童橋から梓川西岸を明神に向かって歩く
穂高神社奥宮 一の鳥居
拝殿
夏の陽射しは強い
嘉門次小屋から、囲炉裏で焼かれるイワナの香ばしい匂いが漂ってくる
岳沢湿原から六百山
木陰の遊歩道を歩き明神池を目指す
拝観料の300円を払い、神域の中へ
御神体の明神岳と桟橋
桟橋の先っちょに去年は無かった賽銭箱
穂高の峰に穂高見命が降臨
明神池周辺は神の降りた地
神降地
と呼ばれた
長野県道24号線 上高地公園線ができるまで、徳本峠(とくごうとうげ)を越え、徒歩で上高地に入るしか方法はなかった
上高地公園線ができ、芥川龍之介の小説『河童』の舞台となったことで上高地は全国的に知れることとなった
が、木陰の中にいると風が吹いて汗を持ち去ってゆく
ずっと風に吹かれていると、肌寒く感じるくらいだ
嘉門次小屋から、囲炉裏で焼かれるイワナの香ばしい匂いが漂ってくる
炭の遠赤外線で焼かれるイワナの身はふっくらと焼き上がり、塩のみの味付けながらその膨よかな味わいはなんとも言えない
実に魅力的だが、今日の昼は徳沢でと決めてある
では、徳沢に向かって出発するとしますか





