車内アナウンスによると、法律上トロリーバスは、
「バスの形状をしていても」
列車の仲間らしい
なので「停留所」ではなく、扇沢「駅」と呼ぶ
その昔、トロリーバスは東京でも走っていた
運用上の問題と、個人法人を問わず到来した、
「自動車を所有する」
という波に押し流され、国内でトロリーバスを運用しているのは、立山黒部アルペンルートの富山側と長野側のトンネル二箇所だけになってしまった
今現在技術は進み、燃料電池による自動車が市販されている
近い将来、非接触で外部から電源を確保したバスが走っているのかもしれない
ここのトロリーバスは大事に残してほしいな
バスは黒部湖駅に到着
ここからダムの上を歩いて
冬の間、観光船はここに佇んでいる
ケーブルカーの発車を待つ間、黒部観光の社員による、
「オススメの一品の口上」
を笑いと共に聞く
要するに
「お値段高め、けど買って下さい」
という潔いもの
人は笑うといろいろなモノがゆるんでいくらしい
飛ぶようにとはいかないが、やはり買う人はいる
昭和44年製造のケーブルカーに乗り込む
しっかり造られ、正しく整備されているモノは半世紀近く経過しても現役だ
最大斜度31度とあるが、45度くらいに感じる
黒部平駅に到着
大観峰を見上げる
このロープウェイは途中に支柱が無いワンスパン方式
水平長1638mは日本最長の距離
というのもワンスパン方式のロープウェイは日本で唯一、ここにしかない
高所恐怖症の人はまずムリだろうなあ…乗れないと思う






