中堅校・下位ナンバーから国公立大へ
このコースのコンセプトは、この1点に尽きます。
今年の共通テストの厳しさを目の当たりにして、従来のような方針を部分最適化して対応するのでは、とても無理だと悟りました。
端的に言って、部活をがっつりやっている余裕はないですし、3年生になってから頑張るなんて論外です。1年生から全力で取り組まないと、共通テストは解けません。センター試験とは、次元が違う試験です。
定期テストは原則自力で頑張れ、3年後の入試のことを考えて学校を無視してとにかく英語と数学を2年生の末までにどこまで戦えるようにできるか。そういう方針でやるつもりです。
従って、推薦・総合型選抜を狙うので評定を稼ぎたい。学校の授業についていくのが苦しい。共通テストを受けるつもりはありません。という方は、このコースの対象外となります。
春季講習受講が前提
そして授業は、春季講習を受講していることを前提に行います。今年、できれば春季講習で受動態まで終わらせたいと考えています(例年だと助動詞までなので、最悪でも受動態から始めます)。
4月の春休み中に差分の授業を設定しますが、料金は春季講習より高くなります。
英語は単語とリスニング力重視
いくら正しく構文を取れてきっちりと訳せるようになっても、共通テストの英語で高得点を取ることはできません。
正しく英語を読める力だけではなく、大雑把に理解をして聞かれたことを処理する能力を向上させるためには、とにかく単語力の増強が必須。そしてリスニング力を上げないと、どうにもなりません。
そして英文法を1年で受験レベルのことを全て教えるので、かなりきつい授業になると予想されます。
ちなみに、これの前身である基礎英文法講座と基礎英文読解講座についてきてきちんと勉強した子は英語の偏差値70台をとっています。あくまで教えたことを覚えて、きちんと学んだ子であればという条件付きですが。
数学は青チャート準拠
正直、うちに来る子たちの大半は数学ができないので、青チャートは難しすぎるんです。でも、黄色チャートでは共通テストを突破するのは厳しいので、青チャートが辛いなら諦めるしかないよね、という方針で臨むつもりです。
それに、どうせ夏休みとかに青チャート解いてこいという課題が出るので、先に解いておけば結果として課題を減らせますので。
その他の教科はオプションで
2024年度も、おそらく物理基礎講座は開講します。物理基礎がある子は取ることを強く推奨しますし、特に文系の子は赤点回避のための
必須授業になります。
化学基礎は身内だけの非公開講座になるはずです。
国語は現在思案中。
社会は流石にその程度自分でやれないと、受験にならないので。
学校の授業についていくためのフォローは個別で対応します
学校の授業がわからないというレベルの子のフォローは、それぞれの教科書準拠でやってあげなければどうにもならないので、全て個別で対応します。
内容的に同じことを教えていても、教科書通りでないと頭の中で繋がらないんです、このレベルの子は。それに、定期テスト命でやる子にとっては、教科書以上のことは無駄だと思う子もいるので、そういう意味でも個別で完全にそれぞれの教科書準拠で対応するのがベストだと思われます。
とにかく共通テストという怪物を相手に田舎者が下剋上をするには、
死ぬ気で3年間勉強するしかないということです。
それができなければ、国公立大学は諦めよう。
これが、現在のルールなのです。