明けない夜は

無いと
朝焼けに思う


ほら

また

陽は登る



光が

暖かさが

私を包む







すべてが嫌になり
朝が来なければ…
なんてことを
思ったこともあった

でも
少しずつ
少しずつ
朝の光を浴びて
朝の光を受け入れて

感覚が蘇り…
感情が蘇り…

私は
在る



明けない夜は

無いと

朝焼けに思う