おはようございます。

私は自作ロッドを作っています。

 

ダイワさん、シマノさんでもない世界に一本のロッドです。

自己満足ですが、とても奥の深い世界です。

 

バス釣り、釣り堀、渓流釣りのロッドを作りました。

基本的に軽いルアーやワームを投げるロッド、フィネスなロッドです。

 

釣り堀のロッドでスピニングロッドを作りました。

バレンティア(スペイン語で勇気)と名付けました。

 

バレンティアは一度折れて、ソリッドティップ化して復活しました。

しかし再び折れてしまって、再度修理が必要になりました。

 

幸い、バレンティアはツーピースなので、ブランクの上部、#1を取り寄せてガイドを巻きます。

ベイトタックルがメインの私ですが、スピニングタックルも必要、リールもエアリティというリールを購入してあります。

 

高弾性カーボンなので折れやすいです。

復活させましょう。

 

■ようやくブランクが届いた

 

こちらがバレンティアです。

不要な部分をそぎ落とした、究極のロッドに仕上げました。

 

 

ご覧の様にソリッドティップの継ぎ目の下で折れています。

もうソリッドティップ化は無理ですね。

 

 

その為、ジャストエースさんにブランクの上の部分(#1)を取り寄せました。

届くまで2か月ぐらいかかりました。

 

ようやく着手できます。

ツーピースロッドはこの様に修理が出来るのがいいですね。

 

 

HTJ602というブランクです。

40トンカーボンの高弾性ブランクです。

 

高感度ですが、気を付けないと簡単に折れてしまいます。

このブランクを使う方は作っては折って作っては折ってという感じが多いと聞きました。

 

■ガイドを仮止めしていこう

 

ロッドのスパインを出します。

くるくる回すと反発するところがあり、そこがロッドの背骨、スパインです。

 

 

ガイドの位置を出します。

元の位置を参考に位置を出していきます。

 

 

マスキングテープを貼って位置を出しました。

テープに合わせてガイドを付けていきます。

 

 

ガイド位置を出しました。

飛距離を出すためにガイドを一つ減らしました。

 

ソリッドティップだったので、曲がるため、ガイドを増やしていました。

元に戻った感じですね。

 

 

トップガイドを取り付けます。

トルザイトのトップガイドを用意しました。

 

 

トップガイドはエポキシで接着します。

5分で硬化がはじまる、クイック5を使って接着します。

 

 

向きをスパインに合わせて接着しました。

スレッドは巻かなくてもいいのですが、飾りで巻きたいと思います。

 

 

2番ガイド以降は既存のガイドを流用します。

既存のブランクからガイドを取り外します。

 

 

ガイドを取り外すのは簡単です。

エポキシをライターで軽くあぶり、スレッドをカッターで切って外します。

 

 

ガイドが外れました。

そのまま使えます。

 

 

ガイドをタミヤさんの模型用のテープで仮止めします。

このテープが仮止めには一番いいと私は思います。

 

 

マスキングテープに合わせてガイドを仮止めしました。

スパインに合わせて向きを決めていきます。

 

 

そしてガイドの仮止めが終わりました。

元のブランクを参考にしてあるので問題はないと思います。

 

■スレッドを巻いていきます

 

位置が決まったのでスレッドを巻いていきます。

ウルトラライトのロッドなので地獄だと思いますが、なんとか巻いてみたいと思います。

 

何回やっても上手くならないんですよね。

私は不器用、上手に出来る方がうらやましいです。

 

それではまた。