おはようございます
内藤です

 

第133回のテーマは
「本当の技術」

 

今期のテーマ
トップスピン

 

昨日のメルマガで
現代テニスには必須だと言いましたが

どうしてか?

 

答えは単純

 

コートが狭いからです

 

ベースラインまでの距離が短いからです

スピンをかけてコート内に納めないといけないからです


えっ?
でもそれって現代ってことではないですよね
昔からそうですよね

 

というわけではないんです

 

例えばゴルフ

 

一昔前は
パー4のホールで350~400ヤードくらい

 

クラブがパーシモンっていうね
柿の木で作られていましたから
そんなに飛距離が出ませんでした

 

そこから道具が進化します


飛ぶクラブがどんどん開発されます

 

そして
プレイヤーもアスリート化
筋力のアップ
技術的な進化も加わり
ゴルフの飛距離が劇的に伸びます

 

そして現在
パー4のホールで
450~500ヤードくらいでしょうか

 

相当距離が長くなりました

 

それは当然ですね

 

道具の進化によって
簡単に飛ばせるようになったのですから

 


テニスはどうですか?

 

一昔前はウッドラケット
体を強く使うこともありませんでした

 

そこから現在に至るまで

ラケットは劇的に進化


ゴルフのそれとは比にならないくらい
フレームも
ストリングスも
軽くて高反発
簡単に飛ばせるし
スイングスピードも上げられるようになっています

 

体の使い方も研究が進み
一般の方でも
相当なスイングパワーを生み出すことも出来ています

 

ということは、ですよ

 

ゴルフと一緒

当然距離を伸ばす必要があります

 

ベースラインをもっと遠くに
コートを広くして然るべきですよね

 

それなのに
テニスコートのサイズは変わっていません

 

ボールの空気圧が若干低くなった程度です

 

普通に打ったら飛ぶんです

ラケットが飛ばしちゃってくれるんです

スピードも出ちゃうんです

 

勝手にビュンって振れるし

しかもね
ちょっとした当たり損ねも関係なし

スイートスポットを外しても
きちんと飛んでくれるんです


じゃあですよ


現代のテニス選手に必要な技術
もはや明確ですね

 

「飛ばさない技術」です

 

「飛ばす技術」はさほど重要ではない

道具がやってくれますから


しかもね
飛ばす技術は簡単です

 

皆さん
ボールは飛ばせますよね

 

でもね
飛んできたボールを止められませんよね

 

ラケットでスッとキャッチ出来ないですよね

 

コーチがたまにラケットで
ボールをキャッチしているのを見たことがあると思います

 

あれは難しいです

皆さんには出来ないでしょう

技術が必要なんです

 

ストロークもボレーも同じ

 

飛びを抑える
スピードを調節する
そんなラケットワーク

 

それが本当の
本物の技術なのです


ストロークはトップスピン

 

順回転をかけることで
飛びを抑えます

 

道具と技術が進化した現代テニスには
欠かせないということです

 


でもね
皆さん本当に飛ばすのが好きなんです

 

スイングスピードを上げるのも好きなんです

 

メーカーさんも
これでもかというくらい次々と新作を出します

 

驚きの飛びを実現
圧倒的ヘッドスピード

 

そんな謳い文句に惹かれるんです


何と浅はかなことでしょう

 

練習で
しっかり体を使って打つ
という名のもと
オーバーを繰り返す

アウトの方がネットよりはまし
という根拠レスな雰囲気だけの論理を振りかざし
バンバン打っているんです

 

そこに技術は介入しません

 

試合でものをいう
本物の技術は育まれません

 

スイングの能力を上げるために
バンバン打つ練習も必要ですが
そちらがメインになるのはいけません

 

特に大人の方はね


テニスはボールをコートに納めるスポーツです
そして
今のラケットにはテニスコートは狭すぎます

 

その認識に立って
ボールを「飛ばさない」技術

 

それはただそろっと打つ
ということではなく

ある程度のスピード・勢いを持たせた状態で
きちんとコート内に納める技術

 

これを身に付けるように練習をしなければなりません


本物の技術とは何か?
本当の意味でのボールコントロールとはいかなるものか?

少しじっくり考えてみるようにしましょう

 


今日は飛ばさない
自転車も超ゆっくり
超低速で真っ直ぐ自転車を走らせてみましょう
自転車をコントロールする
という本当の技術を体感することが出来るでしょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第132回のテーマは
「フォアスピン3ヶ条」

 

ようやくです

ようやく少し体調が戻ってきました

 

先週は咳が止まらなくて
大変な目に遭いましたよ

 

咳って止まらないんですね

 

1回出始めると
止まらない・・

 

そう、皆さんのダブルフォルトのように・・

 

あ、いえ・・

 

皆さんのボレーのネットミスというか
チャンスボレーの吹っ飛ばすミスというか

出始めると連発するあの感じっすよ

 


はい、すみません

ちゃんとやります


今週から第2期
期のテーマがトップスピン

 

今週と来週がフォアストローク


今週はロングラリー用ですね

 

上手く使えるようになれば
ネットもアウトもせずに
安定したラリーが出来るようになります

 

少し勢い良く打てれば
攻撃もされず
チャンスメイクも出来ますね

 

3ヶ条に行く前に
スピンのそもそも

 

トップスピンのレッスンになるとね
決まって現れるんです

 

「私、回転かけるの苦手なのよね」

 

って言う人・・

 

いや、じゃあね
回転かけずにボールを飛ばしてみろよ
ってことです

 

まず無理です

 

必ず少しはかかってしまいます

 

ストロークもね
適当に打った時点で
スピンはかかっています

 

なので
簡単なんです

 

まずは
トップスピンに対する間違った苦手意識を持たないようにしましょう

 


では
フォアのトップスピン3ヶ条

 


1.ボールの右下をトーン

 

まずは順回転をかけるということ

 

ボールのどこを
どんな風に
ラケット面で捉えていくか

 

ここをきちんと理解しておくこと

 

ボールの後ろを
下から上にストーンって触ってあげれば
シュルルルーって回転がかかります

 

面は伏せようが開こうが
どちらでも構いません


グリップの持ち方や打ちたい弾道によります

 

ロングラリーは少し弾道を上げたいので
ボールの若干下側を触ります

 

なので
あまり面を伏せ過ぎない方がいいですね

 

きれいな縦回転をかけるために
ボールの中心、真後ろやや下を捉えて
真っ直ぐ上にスイングしたいところですが

 

どうしても内側から
手の側から入ってきて
ラケットが遅れることが多くなります

 

自分の意識としては
ボールの外側
やや右側の下に
ラケットヘッドからストーンって
入れていくイメージでしてあげると
きれいに回転がかかります

 

スイング軌道としては
インサイドアウト気味(内側から外側)に振ってあげた方が

少し高弾道の球足の長いボールになりやすいでしょう

 


トップスピンで大切なのは
回転の向きです

 

いくら回転量が多くても
回転の向きがきれいな順回転でないと
落ちないし、伸びるように弾みません

 

きれいな縦回転がかかるように
ボールの触りどころを気を付けましょう

 


2.アップ ダウン アーップ

 

ラケットワークですね

 

当然下から上にスイングします

 

テイクバックして
始めからラケットや手を下げておいてもよいのですが

 

リズムや勢いを出したいので

まずはアップ

 

手とラケットを上に
ラケットは立ててラケットヘッドを上に

 

それを
グンと下げてから

 

上にスイング!

 

リズムよく
アップ・ダウン・アーップ


って感じです

 


なぜ一度アップするか

 

皆さん
思い切り高くジャンプしてみてください

 

その場で両足ジャンプで


ジャンプ(上)のために
一回沈み(下)ますよね

 

その沈む動作の前

一番初めの動作


ジャンプのための初動

沈むための反動を付けるために
両腕を体の前で上に振り上げ
体もかかとが少し上がって
上に浮かせてますよね


ジャンプも一緒

アップ・ダウン・アーップ(ジャーンプ)

なんです

 

そうした方がリズムと勢いを得られるんです


トップスピンのスイングだと
タイミングが少し難しいですが
トライしてみましょう!

 


3.体もアップ・ダウン・アーップ

 

今週はロングラリー


ボールを少し飛ばしたいので
体も積極的に使います

 

スピンはボディターンを使いたくなりますが
まずはスイング方向
ラケットワークと同じように!

 

アップ・ダウン・アーップです

 

軽めのパワーポジション(アップ)
から
グンと右足を踏んで
右股関節をグッと沈ませます(ダウン)

 

そこからスイングに合わせて
打球方向に体を持っていきます(アーップ)

 

これもタイミングや
行う度合が難しいので
少しずつ取り入れてみてください

 

いきなり勢いよく大きく動かすと
タイミングがずれたり
目線がぶれてフレームショットになります


押さえておいて欲しいのは
ボディターンをメインに考えないこと

 

体が開いて
きれいに縦にスイング出来なくなります

 


以上3ヶ条

 

今回はどれも難しいです

 

またレッスンの時に詳しく説明しますね

声が万全であれば・・・

 


トップスピンは現代テニスでは必須です
(この理由は明日にでも書きますか)

 

是非身に付けるようにしましょう!

 


今日はパター練習!
テニスボールでもOK!
テニスボールをラケットで転がしてみましょう!
ゴルフのパターのように
めっちゃスピンがかかりますよね
こすり上げなくても
トーンでかかる感覚を身に付けましょう!

 

おはようございます
内藤です

 

第134回のテーマは
「無功徳(むくどく)」

 

これも禅の言葉
元はあの有名なダルマさん
達磨禅師が説いた教え

 

自分の成したこと
それがいかに善行であれ
功徳を求めない
見返りを求めてはいけない
ということ

 

見返りを求めた時点で
いやらしい雰囲気を身に纏って
人が遠ざかる
人から信用を得ることも出来ない


まあ、それはそう
何となく分かる気はします

 

でも難しいですよね


ついつい見返りを求めてしまう

 

何か高価な物を期待しなくとも
自分がこれだけしたのだから
せめて「ありがとう」の感謝の一言でも

 

これもまた見返りを期待しているのと同じ

 

ただ自分の成すべきことをする


やはり難しいですね

 

 

でもね

我々日本人がこの見返りを求めない行為
無功徳を実践していることがあります

 

それが


お・も・て・な・し

 

おもてなし

です

 

我々日本人が持つ非常に美しい心
その美学

 

おもてなし

 

それはサービスではない

 

お店でおしぼりを出すのは
「サービス」です

 

おしぼりを渡すタイミングを見計らい
「本日もありがとうございます どうぞ」
と言う言葉を添える


これは「おもてなし」です

 

サービスは見返りを求めます


サービス料もありますし
海外ではチップもありますね

 

日本のおもてなしは見返りを求めません

 

真心
目の前の人が気持ち良く過ごせるように
心配りをする
自分の心を与えるのです

 

我々日本人が誇るべき
そして謙虚に受け継ぐべき
大切な品格、国民性です

 


さて
先週末から今週にかけて
国賓
国が招いたお客様が日本に来られていました

 

アメリカ合衆国大統領
ドナルド・トランプですね

 

国賓です

当然、最大限のおもてなしをして然るべきです

 

国が、国民が
みんなで真心を持っておもてなしをする

 

国民全員というのは物理的に出来ないので
国民の代表の安倍首相
そして
国民を象徴する天皇皇后両陛下
によって素晴らしいおもてなしをされていました

 

トランプ氏も終始リラックスした感じ


また両陛下のおもてなしに際しては
時折、恐縮し、心から感謝しているようにも見受けられました

 

本当に素晴らしい


このニュースに触れるたび
日本人としての尊厳をも抱くような感覚になりました


でもね
本当にびっくりしたのですが
このおもてなしについて
批判をする方が結構いたんです

 

テレビのコメンテーター
野党の政治家

 

アメリカに譲歩ばかりして
何なんだあのザマは
トランプを喜ばせようと必死になって
恥ずかしくないのか

 

おもてなしをすることはいいとして
そんなことをしても意味はあるのか
何も返ってこないだろう

 

なーんてことをね


いい大人が
無功徳の精神を持っているはずの
私たちと同じ日本人がね

公に声を大にして言っているんです

 

信じられません

 

いや、確かにね
トランプ氏をもてなすことが
外交の成果に繋がるかと言ったら疑問ですよ

 

でも
それとこれとは全く話が別です

 

今回トランプ氏が来日したのは
国賓としてです

 

いえ、例え国賓としてではなくとも
一国のトップが過密なスケジュールの中
わざわざ来日してくれているんです

 

おもてなしをするのが日本人としての器量でしょう

 

何の見返りなど求めましょう

 

ただわざわざ来てくれた人に対して
自然とね
おもてなしをする


せっかく来てくれたこの人を笑顔にしたい

そう思うのが日本人の心でしょう

 


おもてなしに何の意味があるんだ!!

 

何の意味もありません

 

無功徳です

 


でもね
それが結果として
より良い人間関係
社会との関係を築いていく

そういうものなんです

 


無功徳

 

おもてなしの精神として
日本人に脈々と受け継がれています

 

この美学を
誇るべきこの品格を
今一度感じてみるべきではないでしょうか

 


今日はおもてなし
目の前の人が楽しく、気持ち良くなるように
自分の心を使いましょう
一つ手を差し伸べる
一言かける
見返りなど求めない行いを実践してみましょう!

 

 


おはようございます
内藤です

 

第130回のテーマは
「美学」

 

昨日のレッスン後

 

「明日のメルマガ何書こうかなー」
「小野コーチ、何か書いて欲しいことある?」

 

「えー、そうっすねー」

 

あれでもない
これでもない
テニスのこと
時事的なこと

そんなことを言っているときでした

 

「あ、もうすぐあれじゃないですか」

 

「えっ、何かあったっけ?」

 

この後です

この後の小野コーチの一言に
不覚にもシビレてしまいましたよ

 

彼はこうきました

 

「あれですよあれ」


「ローランギャロス」


ロ、ロロロ・・
ローラン
ギャロス

 

そう
全仏オープンです


全仏でいいやん

 

まあ、ウィンブルドンはね
全英っていうより
ウィンブルドンの方が普通です

 

あとは・・
全豪、全米・・・

 

全仏でいいやん

 

ローランギャロスて

 

オシャレか


っていうね
小野コーチを茶化す話ではないんです

 

それだと私もシビレません

 

全仏オープンは
全仏とは言わないですね

 

ローランギャロス
もしくは
フレンチ

 

自然と出てきます

 

何かかっこいいから
とか
横文字をひけらかす
的な感覚ではない

 

我々テニス人の美学

 

そう、美学なんです

ローランギャロスと言うことが


あ、ローランギャロスってね
全仏オープンが開催される会場名
由来は人名
有名なパイロットからきているらしいです

 

小野コーチが
ローランギャロス
と口にしたとき

ハッと美学を感じたんです

 

いや、ありますよ
小野コーチってね
ちょいちょいそういうところが・・

 

無駄に発音のいい横文字を並べたり
塩を高い位置から振ったり
ビールなのに高い位置から注いだり
ワンルームの部屋にカウンターテーブル置こうとしたり

そういう感じのタイプではあるんですよ

 

でも違うんです

 

ローランギャロスと言ったときに感じたものは

やはり「美学」

 

テニスを生業にする者の通すべき筋

 

そんなところまで感じました

 

もしかしたら
いや、おそらくね
言った小野コーチ自身も気付いてはいないでしょう

 

それが美学から来るものだと

 


私はよく言うんです

 

何でもそうですが
とりわけ仕事


仕事に絶対に必要なもの

 

それは美学

 

美学なき仕事に
人の心を動かす力はないのです

 

何の仕事でも
一本筋が通っている
そこに美学が存在する
そんな仕事が人を惹きつけるのです

 

これは「こだわり」とは別です

 

こだわりと美学は似て非なるものです

 

こだわりは少し押しつけがましい
というか
強制を強いるというか

 

美学は覆います
周りの人を惹きつけます

 

同じことをしていても
こだわりは窮屈感を与え
美学は信頼を得る


例えば
寿司職人がね

 

このマグロの寿司に醤油はいらねぇ
そのまま食べな
これがうちのこだわりだっ

 

何か押しつけ感があります

 


寿司はまず素材
そして握りの技
素材本来の味を活かす握り
どうぞ
もしよろしければそのまま召し上がってください

 


していることは同じ
している人の心持ちが違うだけです

 

こだわりを持つ人と
美学を持っている人

 

その心の内に
その心底に
美学を持っている人

 

そんな人に人は惹かれる
そんな人の成した仕事に人は心を動かされるのです

 


小野コーチには美学があります

 

私がそれを感じたということは
間違いないでしょう

 


美学

 

皆さんにはありますか?

 

仕事
家事
育児
テニス
そして人生

 

こだわりではなく
美学

 

是非これを持って頂きたいものです

 


今日は大の字ジャンプを美しいフォームで
これは私のインストラクターとしての美学です
何の動作でも美しく
指先まで伸ばしてピタッと着地を決めましょう

 

おはようございます
内藤です

 

第129回のテーマは
「ハードル」

 

テニスの試合でも何でも
自分に適切な課題、「ハードル」を設定することって
難しいという話

 

日曜日ね
定例のジュニア2の試合をしたんです

 

今回もみんな頑張っていました

 

ちょっとした波乱や
小競り合いみたいなこともあって
なかなか面白かったです

 

そんな中ね
ちょっと気になったこと

 

 

凜果ちゃんと咲ちゃんの試合


ラリーが白熱する好ゲーム

それを美羚ちゃんが見ていたんです

 

「うわーナイスショットー」
「すごーい、超うまーい!」

 

目を輝かせながらワクワクしながら見ていました

 

いや、ほんとにね
結構な打ち合いだったんです

 

試合終了後
凜果ちゃんが結果報告に来ました

 

ナイスゲームだったので
さぞルンルンなのかと思いきや
何やら浮かない表情

 

まあ、そうなのでしょう

 

凜果ちゃんね
この日はその最後の1勝のみ


予選リーグで2敗していたので
思うような結果ではなかったのでしょう

 

内容的にも満足のいくものではなかったのかもしれません

 

自分に課した課題
イメージしていたハードル
そこをクリア出来なかったのでしょう


「お母さんにも怒られる・・」

 

ポロっとそんなことも言っていました

 

上手くなってくると大変です

 

自分も
そして親やコーチという周りも
その子へのハードルを高く設定してしまうものです

 

あまりに低いハードルは問題です


やはり理想は高く
いつも最高のイメージで取り組むべきです

 

でもね
だからこそ
その高いハードルを飛べなかったときにね

 

「やっぱり私ってダメだ・・」
「どうしてもっと出来ないのよ」

 

そんなことを言わず
称える
承認する

 

よくぞこの高いハードルにトライした
今回は上手くいかなかったが
決してマイナスではなかった
その過程の中で次に繋がることも出来たじゃないか

 

現にそう

 

美羚ちゃんが憧れの眼差しをもって
凜果のラリーを見ていたのです

 

今日の私は1勝2敗
満足のいく結果ではなかった
でもナイスラリー、ナイスプレーがあった
美羚ちゃんに憧れられるようなプレーだってしたんだから

 

そう締めくくることが出来るはず
そう締めくくらなければ伸びないです

 


今日の私はダメだった

 

お母さんにも言われるでしょう

今日のあなたはダメだったね
って

 

下を向いて
後ろを向いて
その日を終えた子が
新しいハードルに向かっていくことなど不可能です

 


適切なハードルの設定

 

低過ぎず高過ぎず
これは難しいです

 

どうしても自分も周りも高いハードルを設定しがちです

 

そこに挑んでいくことは賞賛すべきことです

 

言い方を変えると
そこに挑んでいくその行為こそが
アスリートたる所以でしょう

 

そのハードルを越えることが出来なくても
自分も周りも
何度でも声をかけて
背中を押してあげるべきです


私がこの話をしたとき
凜果の目が変わりました

淀みのない強い目になりました

 

よっしゃ
こっからもう一回行くぞ

 

立ち上がって
助走をつけて
とても1回では飛び越えられない高いハードルに向かって行くようでした

 

子供は本当に強いです

私たちも見習うようにしたいものです

 


今日はハードルをジャーンプ!
低いハードルでも
高いハードルでも
自分に設定して向かってみよう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第127回のテーマは
「利他の精神」

 

昨日の仏性の話


どうですか
皆さんは自分の仏性に気付いていますか?

 

それぞれの立場によっても変わりますからね

 

ジュニアの選手にもよく言うんです

テニス選手としての仏性

 

仏性なんて言葉は使いませんが

 

「君たちはなぜテニスをするんだ?」

 

この問い

この問いへの答えに
テニス選手の仏性が示されます

 

そうです

 

「テニスが好きだから」

 

これ以上の答えがあるでしょうか

 

しかし
これもまた色々な要素が重なって
子供たちも見失うのです

 

周りの選手との比較
親からの重圧
コーチからの叱咤
自分のふがいなさへの怒り

そして
試合に勝ちたい
何としてでも勝たなければいけない
という脅迫観念

 

自分がなぜテニスをしているのか
見失うのです

 

試合に勝ちたいから?
全日本に出たいから?

 

違います

 

テニスが好きだから

 

その仏性が輝いている子は
本当にグングン伸びます

 

試合に勝つことだけを考えている子は
小手先の技術
そして横柄な態度
そんなことで相手を負かそうとする

 

当然行き詰まります

 

我々コーチや親が
気付かさなければいけません

 

どうした?
もっと楽しくやろうぜ!
試合なんかいいじゃん
一緒にテニスしようぜ!
って

 

間違っても
更なるプレッシャーを与えたりなどしてはいけません

 


そうしているとね


もう一つ
テニス選手としてだけではない
一人の人間としての仏性が輝き出します

 

「みんなのために」

 

いつも支えてくれているお父さんお母さん
一緒に練習してくれる周りの選手
応援してくれる色んな人
大会を開いてくれた主催者
いつも一緒にテニスをしてくれるコーチ

 

自分が頑張ったから
そんな自分のことより
みんなのために

 

そう、それが利他の精神です

 

利己的
己のために
の反対

他人のために

 


昨日の仕事の話


仕事は世のため人のため
それが道理でしょう
ということを言いましたが

 

いや、まあ分かるよ
それが理想でしょう
でも現実ってものがある

そんなお人好しなことを言ってると
出世も出来ないし成功も出来ない
下手したら食べていけない
やはり
自分のことや家族のこと
そこをまずは第一に考えるべきだ

 

そういう方もあるでしょう

自分のこともそれは大事です
家族もそうでしょう


自分の信念やプライド
それを曲げずに自己実現していく
そんな要素も必要かもしれません

 

でもそれだけでは
それが一番目にきている人は
成功出来ないでしょう

 

世のため人のため
その思いで行動している人の方が
信頼を得ることが出来ます

 

そういうものです
伝わるのです

 

自分よがりのハイパフォーマンスに
人が付くのは一時的なものです

 

何年も継続して人を引き付ける
みんなから愛され、信頼されるお店や会社になるには
この商品、このサービスの先にいる誰かのため
それが一番目にきているところが
より良い発展を遂げていくのでしょう

 


利他の精神

 

やはりこれも難しい

 

誰かのために
そう思って何か行動をすることは出来ても
相手のリアクションに心が乱されることもあります

 

俺がこんなにしているのに何で?
もっと自分でも考えろよ

その時点で
利己的な思いが顔を出してきますからね

 

大きな器で
大きな視点で
落ち着いた心持ちで
行動するようにしたいですね

 


今日は行動の矢印を外に向けよう!
その行動は何のため?
誰のため?
心の矢印が自分に向いていない?
心の矢印をどんどん外に向けて
明るく楽しく行動しましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第126回のテーマは
「仏性(ぶっしょう)」

 

昨日ね
勤務管理表を付けていたんです

 

4月の休みが一日だけ・・・
現在27連勤中・・・

 

フロントの菊地さんがビックリしていました

 

まあ、私はね
そんなに何ともないんですけどね

 

仕事が趣味ってわけでもないですし
休みもたまには欲しいなとも思いますが
何の苦でもないですね

忙しくも大変でもないです

 


昨夜のニュース


GW明けの会社員
足が重い
仕事に行くのが面倒
働く気になれない

 

特に20代の若者たち


上司と顔を合わすのが嫌だ
雑用や単純作業に意義が見出せない
クレーム対応に気が滅入る

休み明けから休職するケースなども多いみたいです


私がよく働く勤勉者で
その若者たちが怠惰な人間

ということではない

 

働くということ


仕事の取り組み方
仕事への向き合い方
その意識に違いがあるのでしょう

 

仕事をするうえで大事なこと

 

それが「仏性(ぶっしょう)」

 


仏性

 

やはり仏教の教えで
ざっくり言うと「清らかな心」

 

人が人として真っ直ぐ
正しく平穏に生きるための性質

 

それは全員に
あらゆる人に必ず備わっている

 

誰の内にも必ずあるけれども
時にその仏性は曇り、陰ることがある

 

怒りや迷い
欲や愚かな行動によって
仏性が光を失うのです

 

ただね
どんな状態になっても
磨けばまた必ず光を取り戻す


それが仏性です

どんな人にもあるんです

 


私の仕事
テニスコーチです

 

テニスコーチ内藤の仏性

 

それは
皆さんが楽しくテニスをする
テニスのレベルアップを図る
テニスを通して
相手への敬意、マナー
コミュニケーション能力を始めとする人間力の向上
そういうものを高める
新しいことにトライして
一つずつステップアップする喜びを知ってもらう

 

一般の方にもジュニアにも
テニスの指導はもちろん
もっと大きな、そしてより良い視点を示していく

 

そんなビジョン

それが私の持つ
テニスコーチとしての仏性です

 


仕事が嫌になる人
嫌々働く人はね

この仏性が曇っているんです

 

会社員にも色々な業種・職種があります
それぞれに、その仕事の仏性があります

 

そこが曇る

 

上司に言われたから
自分が納得できないから
自分の評価が落ちるから

 

このようなことは
仕事をするうえで本質とはなり得ない

その仏性ではなり得ない

 

基本的に自己実現
自分に矢印が向いているようなことは
本質ではないのです


そうでしょう

どんな仕事も世のため人のため

 

お客様の笑顔を見たいから
自分の仕事の先にある誰かの幸せのため
それがその仕事の仏性です


例えば納期

この仕事をいつまでに終わらせる

 

上司に言われたからとか
自分の仕事のポリシーだからとか

そんなことではない

 

この納期を守ることによって
その先にいるお客様の幸せにつながるから

 

その思い

その思いがあるのとないのでは大違い

仕事のやりがいも全く変わってくるでしょう


していることは同じなんですよ


資料を納期までに仕上げる

そのことに対する思い
この違いが重要なんです

 

 

よく言われる例え話

 

泥棒とそれを追う警察は同じ方向に走っています

 

ただ「思い」が違う

 

していることは同じでも
思いの違いによって
モチベーションや達成感が違ってくるのです

 


仕事に行き詰まったとき
働くのが嫌になったとき
部下が言うことを聞かないとき

その仕事の仏性を
今一度自分に問うてみてください

 

そして仏性を輝かして
周りの人も導いてください

 


仏性

 

これが明確であれば
自分の内にしっかり据えていれば
例え100連勤でも充実感を持って楽しく働けるものです


まあ、さすがに100連勤は問題ですけどね・・・

今はうるさいですからね

 


今日は仏性磨き
まずは仏性探しからです
仕事の仏性
母としての仏性
妻としての仏性
男としての仏性
自分なりでよいので
一度考えてみるのもいいかもしれません

 

おはようございます
内藤です

 

第125回のテーマは「団体戦」

 

日曜日
ちょっとした団体戦をしたんです

 

アカデミーとジュニアSの合同練習会

 

5人1チーム
ダブルスとシングルスをして
勝ったチームは連続で試合が出来て
負ければランニング

 

アカデミーの子がね
しっかりチームを仕切って
率先して盛り上げてくれるんです

 

素晴らしいことです

 

普段、一人ではおとなしい子も
下の子に声をかけ
チームをうまくまとめようとしたり
プレーで声を出して引っ張ってくれたり

 

アカデミーの上の子にとって
有意義な取り組みだったのですが・・・

 

もっと特筆すべきは
ジュニアS
その下の子ね

 

はっきり言うと一番下っ端
怜輔君と柊平君

 

仕方ないんです
今期からジュニアSで始めたばかり


学年も3年生で一番下です

 

よく頑張る子たちなので
普段から一生懸命しているのですが

 

団体戦をしているときは
まあ、目の色が違うとはまさにこのこと

 

拾うんですよボールを


何とか相手コートに返すんです


フォームはめちゃくちゃですよ
バランスもぐしゃぐしゃ
そんなことはお構いなし


意地でも相手コートに返す

 

絶対届かないボールにも
凄まじいダッシュで飛びつくんです


いや、全然届いてはいないんですよ


それでも手を伸ばす

 

普段は小さい声しか出ないのに
「ぅおーっい!」
「おらー!」
「カモーン!!」
一番大きな声を出しているんです

 

カモーン!とか
あの二人から聞いたことないですからね

 

そんな二人の活躍もあって
その二人がいたチームがずっと勝っていました

 

実力的にはかなり劣るその二人がね
アカデミーの強い子にダブルスで勝ったりもしたんです

 

まあね
りお君とつばさ君がもっとしっかりしろよ
っちゅう話なんですが・・

 


でもそういうことなんでしょう

 

やはり団体戦
チームメイトに迷惑はかけられない
自分も何とか力にならないと

そういう純粋で強い思いが
怜輔と柊平を動かしていたのでしょう

 

面白いことにね
一番びっくりしていたのは本人たち

 

やってるときは必死ですが
終わってから聞くと

 

「うわ、僕ってこんなに出来るんだ」
って感じだったそうです

 

普段からしろよ
ってことではあるのですが
なかなかいつもから
そんなモードにはならないですからね

 


テニスは個人戦
シングルスでは誰も声をかけてくれません

 

自分で自分に声をかけ
自分のために
自分を支えてくれている人のために
大好きなテニスのために

 

自発的にそんな思いを抱いて
しっかりファイトすることが必要です

 

団体戦の高揚感は一時的

だけど
その子の能力アップや
能力に気付かせてあげる
という意味では非常に有意義なアプローチですね

 

ダッシュなんかもそうですね

 

トレーニングでダッシュをしても
やはりどこかで全力を出していない

 

自発的にしてもらうのが理想ですが
なかなかそういかない時もあります

 

そんな時はリレーですね

リレーをすれば
みんなすごいダッシュをしてくれます

 

ちょっとしたチーム戦にすれば
全力を出してくれます


まあ、あとは遊びにしてもいいですけどね

 

鬼ごっこにするだけで
めっちゃダッシュしますからね・・


選手たちがいかに全力でプレーするか

そのきっかけを作るアイデアや声かけ、雰囲気作り

 

私たちコーチの役割で重要なことは
そこなのかもしれません

 


今日は団体戦
子供や部下に「これやって」ではやる気も出ません
家族みんなで掃除
チームみんなで資料作り
何時までに仕上げる
ここまでの状態にする
目標を持ってみんなで取り組めば
それぞれが力を発揮するものです

 

おはようございます
内藤です

 

第105回のテーマは
「真っ直ぐ」

 

新元号決まりましたね

 

令和

 

かっこいいですね


いい文字使ってきましたね

令の字とは意外
そう来るか、と思いましたよ

 

これは全く予想していなかったので
やられましたね

 

ちょっと悔しかったです・・

 

まあ、元号についてはまた明日にでも

 


今日は火曜日なので
定例のテーマ解説

 

今期のテーマ「真っ直ぐ」


基本だったりフラットだったりをします

 

今週のテーマはフォアボレー

 

ボレーもそうなのですが
先週のストロークもそう

そもそもの「真っ直ぐ」についての話


「今期のテーマは真っ直ぐですよー」

 

と言うと

 

「あー、今期のテーマはフラットか」

 

などと勝手に変換する人がいるんです

 

そんなことは一言も言っていません

 

当然フラットもするし
スピンもスライスもです

 


もう一度言います


テーマは「真っ直ぐ」

 

疑問を持って欲しいんです

 

「えっ?何が?」
「何を真っ直ぐにするの?」

 

そうです
そこが重要

 

何を真っ直ぐにするのか

 

例えば先週のフォアストローク

 

スイングを真っ直ぐにするのか
ボールを真っ直ぐにするのか

 

左右の話なのか
上下の話なのか


スイングの話のときは
左右のブレをなくすということ

 

横振りをせずに縦振り
真っ直ぐ前にラケットを出す

 

これはスピンでもスライスでも同じです

 


ボールを真っ直ぐ
これは上下の話
フラットですね

 

スイングの高さを変えない
高い打点
高い位置にテイクバックをして
そのまま高い位置にフィニッシュ

 

横振りになってもOK
上下のブレがないようにスイングする


という風に話が変わってきますからね

 

それによってスタンスも変わるし
ラケットヘッドの扱い方
スイングのイメージも大きく変わってきます

 

そこを整理せずに

真っ直ぐー
フラットー

とかしてるとグチャグチャになってしまいます

 


ボレーも同じ

ボレーも少しはスイングするので


スイング、ラケットの動かし方を真っ直ぐなのか

ボールを山なりにせずに真っ直ぐに飛ばすのか

それとも
ボールに対するラケット面の当りを
真っ直ぐにするのか

 

そこを整理して
どの真っ直ぐも出来るようになりたいですね

 


ボレーで気を付けたいのは特に「当り」


当りを真っ直ぐにすること

 

真っ直ぐ捕らえましょう
って言うとね

 

大体の人が
ラケット面を地面と垂直にするんです

 

・・・

 

そんなにきれいな直線で飛んできますか
地面と平行にシューっと飛んできますか

 

ボールを真っ直ぐに捕らえる
というのは


「ボールの軌道に対して垂直」に
ラケット面を合わせるということ

 

ハーフボレー以外は
ボールは落ちてきているので
ラケット面は開くことになります

 

それで真っ直ぐです

 


ボールを真っ直ぐ飛ばすときもそう

 

ラケット面を地面と垂直にするとボールは真っ直ぐ飛びませんね

 

相手のボールのスピードや回転
それによって面の向きを調整します

 

そこを練習しましょうという感じですね

 


ボレーは真っ直ぐ当てて
真っ直ぐ飛ばすために
基本的にラケット面を少し開くことが多くなります

 

結果的に球種はややスライス

 

ネットまでの距離と打点の高さにもよりますが
ボレーの真っ直ぐは
基本的にスライスです


「フラット」で飛ばすためには
少しラケットヘッドを出していく
少しだけドライブボレーの要素を
スイングに入れてあげないといけません

 

これもしてもらうかもしれません

 

 

真っ直ぐとフラット
この違いを理解しておきましょう

 


今日は真っ直ぐ!
自分の今ある問題と真っ直ぐ向き合いましょう!
どう考えどう動くか
100人いたら100通りの真っ直ぐがあります
自分なりの「真っ直ぐ」を貫いて問題に向かっていきましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第101回のテーマは
「ナイスプレーの2条件」

 

今週から2019年度第1期
レッスンテーマは「基本」
球種で言うとフラット


1週目はフォアハンドストローク

 

ショットの基本はね
もう何度か言ってますからね

 

今日はもっと基本中の基本

 

ナイスショットだけではなく
ナイスプレーをするために
これだけは押さえておくべき

 

言い換えると
この2つさえ押さえていれば
自ずとナイスプレーになってしまう
ということを書きます


全てのスポーツ
全ての武道
全ての動作・仕事
勉強や、今まさに私のメルマガを書くことに至るまで
その全てに通ずる2条件

 


その壱

 

「キープバランス」

 

バランスを保つ
姿勢を変えない


スポーツで言うと軸をブラさない
とか
頭を動かさない
とかそういうこと

 

出来れば
更なるハイパフォーマンスにするためには
グッドバランスがよいです

 

スポーツで言うと
パワーポジションです

 

少しスタンスを開いて
お尻をグッと後方に落とす

 

細かく言うともっとあるので
パワーポジション自体が難しいです

 

トレーニングをしていなかったり
慣れていない人が
無理に正しい姿勢を取ると
すぐに崩れてしまいます

 

ラリーの途中でバランスが変わってしまいます

 

ナイスプレーをするためには
バランスを変えないこと
が重要です

 

姿勢は「ある程度」でOK

何となく力感があればOKです

 

大事なのは
プレー中に変えないこと

 

グッドバランス
より
キープバランスを心がけましょう

 


その弐

 

「無音」

 

これです


これこそが全ての動作の極意
究極的な到達点です

 

達人
とは
音が無いんです

 

その動作
その所作
一切の無駄がない
一切の淀みもない

 

がゆえに
音までしないんです


逆に言うとね

音をさせなければ
達人の域に近づけるというわけです

 

テニスで言うと
まずフットワーク

 

バタバタ
ズサズサー
うるさい音を立てずに
フワッ、ススッと動きましょう

 

地面がお豆腐だと思って
一歩一歩丁寧に着地しましょう

 

「足」を動かすのではなく
「脚」を動かさないと
静かに素早く動けません


ショットもそう

ボールを打つ音を極限まで無くしましょう

 

柔らかく捉えて
ガットでボールを捕まえて
グゥーっとリリースしましょう

 

決して弾いてはいけません


バシッというイメージではいけません

 


フォームは何でもいいんです

 

「音」を無くす

 

これだけで
ショットのイメージ
スイングの感じ
体の使い方が変わってきます

 


この2つです

 

キープバランス
そして
無音

 

一流の選手
武道の達人
一流のシェフ
一流のビジネスマン
一流のホテルマン
一流の美容師
何でもです

 

何でもその道のプロ
プロ中のプロ
一流の人は「美しく」
そして「静寂」です

 

体のバランスが保たれているから「美しい」


雑に動かない、雑に物を扱わないから「静寂」なのです

 

美しく
静寂


だからこそ
無駄なく流れるように動けるのです

 

テニスも同じ

 

その域に達するのは難しくとも
意識するのは容易です

 

意識しさえすれば
大幅にプレーが良くなるでしょう

 


今日は無音
あらゆる動作を音を立てずにしてみましょう
動きが丁寧かつスムースになっていることに気付くことでしょう