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「OECD諸国の失業率は8.7%」は・・・

3月8日にOECD(経済協力開発機構)が発表した統計に、

OECD unemployment rate falls to 8.7% in January, driven by US and Japan

OECD諸国の失業率は、米国と日本の牽引で8.7%に落ち込んだ。

とあります。

確かに米国は、'10年2月の雇用統計で、市場の予測よりも0.1ポイントと1月の数値9.7%を維持していて、底をうった感があります。

しかし、OECDが発表したこの8.7%という数値は、実際は間違いで、0.1~0.3ポイント上昇していると考えます。

それは、財政危機にあるギリシア、金融危機があったアイスランド、経済危機にあったトルコの数値が入っていないからです。

トルコは、回復基調にありますが、正確な数値が出た際に、また景気が悪くならなければ良いのですが・・・

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ちなみに、日本の失業率が米国と比べて低いのは、失業率の定義が違うためです。


日本の企業に対して支払う雇用調整助成金を受けている人は、米国では失業者にカウントされます。