富士山周辺日帰り旅 3 (忍野八海) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

山中湖湖畔から移動して忍野八海(おしのはっかい)へ。私はこの名勝を訪れるまで知ることなく、どんなところかも想像できずにいた。忍野八海を簡単にまとめると、富士山やその周辺の山からの伏流水が現れる涌泉群である。世界文化遺産の「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の一部として登録されており、江戸時代に盛んとなった富士講での“八海巡り”が現在の名称の由来となるようだ。忍野八海は霊場とされており、出口池(第一霊場)→お釜池→底抜池(そこなしいけ)→銚子池→湧池→濁池→鏡池→菖蒲池(第八霊場)と巡礼路が設定されている。

 

忍野八海の中で一番の名所、湧池へ。

 

忍野八海の中で最も湧水量が多く、透明度が高い。

 

2014年10月下旬であるので、この当時は外国人観光客の方が多いような気がした。

 

手前は日本人観光客。

 

こちらは外国人観光客(西アジア系かな)。

 

水底はすぐそこに見えて深さ3m程。ただ、底から水が湧き立っている関係で、実際の水底は5m程あるらしい。トレビの泉同様にコインを投げ込む方もおられるようだが、特に何かが願うという場所でもなく、この水を利用している周辺住民もおられるので、コインを投げ込まないようにという掲示もされていた。実際に間違えて投げ込まれたコインの回収に費用が掛かり、大変らしい。

 

こちらは近くのお土産屋さんが掘った池(中池)。八海とは全く関係がない。

 

この置物も関係ない。

 

湧池から歩いて約2分ぐらいのところにある鏡池。こちらはちゃんとした八海の1つ。

 

名前の通り、富士山が湖面に映ることから鏡池と呼ばれており、古くは鰶池(このしろいけ)と呼ばれていた。その由来は富士山をご神体とする富士山本宮浅間大社の祭神である木花咲耶姫の眷属(けんぞく。いわゆる、神の使い。)が“鰶”であったことからそう呼ばれていたのではないかと想像する。ほんの少しだが、富士山が湖面に映りこんでいる。

 

赤とんぼ。

 

秋桜も咲いていた。

 

忍野村のマンホールのデザインは富士山とモミジと湧水と水車小屋。

 

ざっくりとした道案内。超簡潔。

 

辺りのモミジはこのような感じ。

 

かなり色付いていた。

 

富士山の方向に太陽があるためかなり眩しかった。

 

<つづく>