2014年10月の旅 25 (つばき号) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

乗れるかどうかわからないけどバスを待つ。

 

PM17:01、4分遅れでやって来た『つばき』号。この高速バスは高知~足摺岬間を約4時間で結び、交通の便の悪い足摺岬観光の期待の星だったと思う。残念ながら、私が乗車した翌年の2015年3月いっぱいで運行休止となっている。因みに、この運行会社であるとさでん交通は私が訪れた10月に土佐電気鉄道・高知県交通などが統合して出来た会社で、このバスは統合前の高知県交通の車両だった。

バスが到着し、運転手さんに「予約してないのですが、乗車できますか?」と尋ねると、「全然大丈夫ですよ。」と。実際、車内は5人も乗っていなかった・・・。

 

黒潮町内は只管国道56号線を進む。そして、隣の四万十町へ向かう交通の難所、片坂を登っていく。ここは高低差約150mをΩカーブを含む3km程の坂道で事故も多く発生している。2018年11月に片坂バイパスが完成し、交通事故等のリスクが軽減されている。

 

窪川駅前を通り、道の駅あぐり窪川で軽く休憩し、四万十町中央ICから高知自動車道へと入る。私はこの辺りで完全に寝に入る。

 

バス車内。1列+2列の3列シート車。中間部にトイレも付いている。元々は阪急の高速バスだったようだ。2015年に事故で除籍となったみたい。

 

PM18:39、高知駅バスターミナルに到着。夜になり景色も楽しめず、更にほとんど寝ていたので、これといっての感想もない。ま、ぐっすり寝られたということは乗り心地が良かったということでもあるか。

 

JR四国バスの便も到着。どこから来たのだろう。

 

すっかり夜になった高知駅。

 

バスターミナルは北口にある。他の旅でも利用したことがあるのだが、ここの係員の方は説明が優しい。
 

高知駅のアーチ屋根。1階から見るとこんな感じ。2階がホーム。

 

コンクリートの土台がしっかりと屋根を支えている。

 

台風とかで吹き飛ばされる心配もないだろう。

 

多分、こうやって見上げながら写真を撮っているのは私ぐらいかも・・・。

 

高知駅構内。高架の線路が東西方面にあり、その下の南北方面に広々とした自由通路がある。その自由通路に面して改札が1か所あり、JR四国で初の自動改札機設置駅でもある。

 

<つづく>