禅居庵だけではなく、建仁寺も少し見て周る。
“世界一小さな浮世絵博物館”とのこと。現在もここにあるのかはわからない。
AM9:10、建仁寺に入る。建仁寺は1202年(建仁2年)に開基を源頼家、栄西禅師を開山として建立された臨済宗建仁寺派の大本山の寺院。本尊は釈迦如来。元号を寺号とし、山号は東山(とうざん)。
三門。“御所を望む楼閣”という意味で「望闕楼(ぼうけつろう)」名付けられている。
三門の向こうに法堂。
それほど早い朝ではないが、人気はない。
人はいないが、アオサギはいる。
アオサギだけではなく、鳩もいる。
なかなかいいお姿。
三門は1923年に浜松市の安寧寺から移築した江戸時代後期のもの。
風格のある立派な門だ。
そして君は何を想う?
浴室。建物の中は何十人も入れる大浴場があるわけではなく、蒸し風呂である。
ぷらっとした後にちょっと量が足りない感じがしたので、もう1回朝ごはんを食べることに。六道の辻の目の前にある『カフェヴィオロン』へ。現在は別の場所へ移転しているようだ。
因みに、右隣は死んで埋葬された女が赤ん坊を産んで、育てるために飴玉を買いに来たという言い伝えがある飴屋『みなとや 幽霊子育飴本舗』。この辺りから東側(写真右側)は平安時代から墓所となっていた鳥辺野(とりべの)で、この辺りの地名は轆轤(ろくろ)町といい、髑髏(どくろ)が転じた地名ではないかと思われる。
店内は可愛らしい外観とは違って、ちょっと重厚な感じ。
朝からジャズでも聞きながら、みたいな。
トーストセットをいただきました。このぐらいの量なら、朝2食目にはちょうどいい。コーヒーが非常に美味しかったです。
<つづく>