モエレ沼公園から市街地に戻ってきた。
時計台。あまりにも有名すぎる観光地で、何度も札幌に来ているが1回しか中に入ったことがない。
ビルに囲まれている様子をがっかりする観光客もいるだろうが、私はこの街中で変わらぬ様子を見せてくれている状況は逆に好ましく感じる。なので、1966年の札幌市議会でこの地に永久保存すると決定したことは英断だったと思う。
東京までの帰りは飛行機なので、その時間までホテルの喫茶店で過ごす。
それでも時間が余ったので、ホテル内ショップでお土産購入。
頃合いを見て札幌駅へ。手前が733系3000番台、奥は183系。
手前の列車が出発。奥に785系電車が見える。
函館行の特急「北斗」。一時期は北海道内の主力車両として活躍した183系も残りわずかとなっている。
733系電車と731系電車。731系を基に733系は製造されているので、顔は同じで色の配置が違う。
私はいつもの快速「エアポート」のUシートで新千歳空港へ向かう。
荷物置き場。
この日は意外と混んでいた。
札幌~新千歳空港間の快速「エアポート」にこのUシート車両が付随しているのは非常にありがたい。運賃以外に座席指定券の¥310-(2021年8月現在は¥530-)を追加する必要はあるが、席が確保されるのが一番だ。
短時間利用とはなるが、コンセントが付いているのもありがたい。
さよなら札幌。また来るね。
で、あっという間に搭乗時間。
搭乗した飛行機はJALの777-300。
この年に導入されたばかりのJAL SKY NEXT機材は革のシートでちょっとゴージャス感がある。
そして、搭乗した便はこの年の7月から導入されたJAL SKY Wi-Fi導入機で羽田~新千歳便は8月からの導入だったので、結構早めに機内でのインターネットサービスを利用することが出来た。
でも、機内でネットを使うことはあまりなく、もっぱらスカイタイムさえあれば私は特に問題はない。シークワーサー味が復活してくれないかな・・・・。
さて、この時の旅は札幌国際芸術祭2014を見に行くことに合わせ、ミシュランガイド星3つ獲得の鮨屋、これまで使ったことのない方法での北海道入り、そして道北の塗りつぶしなどを行った。モエレ沼公園に関してはこの時よりも数年前に偶々読んだ雑誌の記事で知り、その引き込まれる内容に少し感動を覚えながら「どんな人が書いているのだろう?」と思ってライターの名前を見てみたら、偶々高校の同級生だったということもあって是非行ってみたかった場所でもあった。おかげでたっぷり自然と芸術に触れることが出来て、特に札幌を満喫したものとなった。元々スノボ目当てで札幌を中心として北海道を訪問する機会も多かったので、今回のように夏に色々と体感出来たのも良かった。そういう意味では北海道はどの季節でも楽しませてくれる素晴らしい場所で、これからも年に1回は訪れたいなと思っている。
<終>