札幌満喫の旅 46 (モエレ沼公園④) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

モエレ沼公園を散策。

 

『テトラマウンド』。球冠となっている芝生のこんもりとしたマウンドとステンレス製の3つのパイプが組み合わさっている。

 

公式サイトに「高さ13m・幅65m・奥行き56.2m」とあるので、

組み立っているパイプの高さが13mで、底面は1辺が65mの正三角形とわかる

※正三角形の高さ=1辺の半分×(√3)より、=65×1/2×(1.73)=56.225、よって奥行きは56.2m

 

因みに、ステンレスパイプ自体の太さは2m。

 

マウンドの高さは4.7m。程良い高さに何か意味はあるのか。マウンドの上は立ち入り可能。楽しそうな瞬間だったので撮ってみた。

 

ステンレスは乱反射されるように研磨されており、キラキラと輝くというよりも重みのある鈍い光を放つ。

 

試しにマウンドが球体だった場合に計算してみたら直径が約80m(本当かなぁ?)と結構巨大であった。左奥に見えるのは高さ52mの『モエレ山』。

 

『プレイマウンテン』。高さ30m、幅340m(南北方向)、奥行き200m(東西方向)の人工の山。

 

“大地に直接作品を彫り込む”というコンセプトがあるようで、南北の斜面は緑だが西の斜面は加工した花崗岩によって階段状に造られている。

 

西側の階段状の面。遠くから見るとこんな感じだが。

 

近くから見るとこんな感じ。石のみでできているわけではない。

 

頂上部からぐるっと見渡してみる。こちらは北東側。左側はモエレ沼。その奥に白く光って見える建物は江別市環境クリーンセンター。130km先正面に大雪山旭岳がある。このまま時計回りに見ていく。

 

東側。『プレイマウンテン』のスロープの先に『モエレビーチ』があり、山と海が直結。スロープの左手に『サクラの森』のGエリア。こちらは特に主だった建物はなく、67km先に夕張岳、114km先にそばで有名な新得町、240km先に釧路市中心部がある。

 

南東側。目の前は円形のカラマツ林に囲まれた『海の噴水』、その奥に『ガラスのピラミッド』。地平と空との境目上のピラミッドの左側奥に見える塔は野幌森林公園に立つ北海道百年記念塔。ピラミッドのすぐ右側にあるのは高圧電線塔とJR函館本線森林公園駅前にある森林公園パークハウス西参番街(三菱地所の25階建てマンション)、その右側にJR千歳線新札幌駅前にあるホテルエミシア札幌、円形の林の右端上にあるのは札幌市白石清掃工場の煙突。

真正面の18km先付近に2023年3月完成予定のプロ野球北海道日本ハムファイターズの新しい球場“ES CON FIELD HOKKAIDO”を含むエリア、HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGEがあり、約43km先に北海道の空の玄関口、新千歳空港がある。

 

南側。正面に『モエレ山』とその手前に『アクアプラザ』と『カナール』がある。『アクアプラザ』は園内2つの山の間にある水と石の広場。『カナール』はその水が流れる水路。

『モエレ山』の右側の濃い緑の山が藻岩山。支笏湖畔の恵庭岳はちょうど『モエレ山』に隠れてるぐらいの位置。正面約15km先に羊ヶ丘展望台、約22km先に札幌芸術の森、約39km先に恵庭岳、支笏湖、約77km先に登別駅がある。

 

南西側。目の前の白い扇状のものは『ミュージックシェル』。『プレイマウンテン』の階段状部分を客席とした音楽施設で、白い建物は演者の控室とトイレであり、また演者後方からの反響板ともなっている。

正面4km先には丘珠空港、10km先ぐらいに札幌競馬場、11km先にJR函館本線琴似駅、60km先ぐらいに羊蹄山、68km先ぐらいにニセコアンヌプリ、180km先ぐらいに奥尻島がある。

 

西側。目の前に『テトラマウンド』。主要な建物はなく、35km先に小樽港、90km先に神威岬がある。

 

北西側。穏やかな地域。とんぼも飛んできた。何かいいことあるかも。正面中央奥に見えるのは札幌市のニュータウン、あいの里の住宅群。

 

北側。こちらにもしあわせのとんぼがほら。主だった建物は見えないが、3km先ぐらいに豊平川と石狩川の合流地点、45km先ぐらいに神居尻山、ピンネシリ、145km先に朱鞠内湖、168km先に美深町市街地、220km先ぐらいに枝幸町市街地がある。

 

360°繋げてみたら遮るものがほとんどなく、もっと晴れていればよりいい景色だったのかも。

 

<つづく>