昨日は週末から彼氏と旅行に行っていた娘が帰ってきて、息子の顛末(病院から脱走したこと)をラインで知って
「笑ろた、笑ろた…」
と面白がっていました。
娘はたいがいのことを笑い飛ばします。
躁状態ということもあり、あまりにお気楽なときは閉口しますが、こちらも気が楽になるのは本当です。
家に帰った息子は、主人が貰ってきた薬を自分でプチプチと一粒ずつ出して、一度に口に放り込みゴクリと飲み込んでいました。
一回8〜9錠はあるのです。
あれだけ「薬が嫌や」と言ってるのに、躊躇なく飲んでいました。
私が用意したサプリも一回5〜6錠、大粒で飲みにくいのですが、ゴクリと飲んでいました。
食事の取り方も味わっているのかわからない、すごい速さでバクバク口に入れていきます。
なんていうか、自分の体のことを愛しむような心が感じられず気になりました。
病院ではプラスチックのコップしか使えないので、陶磁器で、淹れたての緑茶や紅茶を飲ませてあげました。
「どうや、美味しいやろー」
「うまいわー」
…ホンマかいな?
久しぶりのお風呂。
息子は赤ちゃんの時からお風呂に浸かるのが大好きでした。
病院ではずっとシャワーだったので、きっと喜んで浸かっていると思いましたが、あっという間に出てきました。
家ではお風呂でゆっくり歌を歌うのが常でしたが…
8ヶ月半の入院生活で息子は変わっていました。
そんなものでしょう。
あまりジメジメしないで、娘のように笑い飛ばして前に進んでいきましょう。
昨日は夕方にもう一度様子を見に行きましたが、「あにき」と話しながらニマニマしていて元気そうでした。
「あにき」も脱走したことがあるそうです。
時々、外泊を許してもらえるようになればいいなー