ひりひりと辛く、口がしびれて味がわからなくなる、とんでもない仕上がりの山椒の佃煮…

もう一度水から炊いては、茹でこぼし、を3回程して、何とか食べられる辛さになってくれたかしらん。
何しろ味見をして辛かったら2時間ほどは舌が麻痺して味がわからなくなるもんだから、その後は味見しても、何が何だかわからなくなるのでした。
決して美味しくできたとは言い難いのでした。



…で本日、朝からリベンジの2回目の山椒炊き。
やはり利尻昆布は外せない。めげずに奮発。
昆布の旨みも手伝って山椒が旨くなりますように…と祈り込め、くつくつ炊いておりまする。

今回気をつけたのは、生山椒から茹でるときの時間。
大原先生は7分間とおっしゃっていたが、なんのなんの、山椒の出来にもよるではないか、指で軽く潰せる程度に茹だるのに、20分はかかりましたぞ。
安物の山椒だからか、品種によるのか、定かではないけれど、先生のおっしゃる時間を厳守するべからず。
先生のおっしゃる「茹で上がりの状態」になるまで、ひるまず茹で続けるのが、秘訣か。

今度は少し物足りないくらいの辛さ?

もう山椒の理想の辛さがわからなくなっている私。泣

やはりまだまだ修行が足らんのでした。
(昨年はとても高価な下ゆで済みのものを生協で手に入れたのでこんな苦労はなく、本当に美味しく炊けたのでした)

とにかく、これで山椒入り柿の葉寿司が作れる。