脊柱側彎症(Scoliosis)とは?
背骨が側方へ曲がり、そのうえ、ねじれも加わる病気です。
脊柱側彎症の80~90%は、原因不明の特発性で、その約8割が女性です。
10歳前後の女性に限れば、約4%に見られると言われ、とても多くの方が悩まれています。
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http://ameblo.jp/quola-nerima/entry-12088802272.html
当院でも、初診時に『側弯症』の確認をしたりしますが、
マイルドなものも含め、とても多くの方が、この『側弯症』を持っている、と実感します。
こちらの方は、左側が凸側の側弯症です。
手を組んで【こんにちは】をしてもらうと、背中の左側が高いです。(Hump Test)
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比べるとよくわかりますが、こちらの方は右側が高いですので、右凸の側弯症です。
このような方は、若いときから腰痛や頸の痛みなどに悩まされる傾向が高いです。
今まで『側弯症』と言われることもなく、原因がわからずに悩んできたという方も多いです。
そして、ご自身の画像を見て、「え?こんな左右差あるんですか?」とビックリされます。
そのため、【キャット&ドッグ体操】などの運動指導を合わせて行っていきます。
これにより、動きの悪い脊柱の動きを付けていきます。
今日、指導した側弯症の方です。
ご自身で普通に【キャット&ドッグ体操】の上のポーズをすると、右側が高いです。
「意識して左を上げるように!」と、指導すると左右が同じ高さになります。
ご自身のイメージは、「左が上がりすぎているんじゃないか?」とのことですが、
これでやっと同じくらいの高さです。
この運動療法は、これにより【側弯症】を矯正するというよりは、
こういった脊柱の動きをつけて、左右の不均衡を【脳レベル】で書き換えていくイメージが、
非常に大切となります。





