名松線家城駅以西廃止・・・ バス運行切り替えを自治体に提案 | Railway Focus

名松線家城駅以西廃止・・・ バス運行切り替えを自治体に提案

JR東海のニュースリリースより ( http://jr-central.co.jp/news/release/nws000410.html


3週間前の台風18号により、名松線では多くの箇所で被害を受ける結果となりました。 台風18号が通過した後、東海道線・中央線・高山線・太多線など各線では順々に運転が再開されましたが、名松線では台風の被害等により、運転が再開されませんでした。


家城駅を境とした場合、松阪駅~家城駅間については落石が1箇所発生したのみであり、影響も比較的無かったことから、10月15日に運転が再開され、現在は通常通りの運転に戻っています。


しかし、家城駅~伊勢奥津駅の間は10月15日以降も運転が再開されず、代行バスでの運行が続きました。


家城駅~伊勢奥津駅の間では、16箇所で土砂流入、2箇所で道床流出が発生。更に、橋台背面流出・護岸洗掘がそれぞれ1箇所で発生。その他14箇所でも被害が発生。合計38箇所。名松線全線では39箇所で台風による被害が発生しました。


そして、遂に今日・10月29日を持って、名松線・家城駅~伊勢奥津駅が廃止。今後は代行バスでの運行に切り替わることになります。


なお、廃止となる家城駅~伊勢奥津駅の運用は引き続きJR東海が行うようですが、代行バス運用などに関する事柄は津市などの関係自治体に説明・提案していく見込みです。


台風は、高山線に続き、今度は名松線に大きな爪痕を残しました。


まさかこんな形で廃止になるとは・・・