折り返すことは出来ない・・・それは何故か?
「名鉄名古屋駅」を利用されたことのある人はご存知かとは思いますが、
「名鉄名古屋駅」が終着の電車は、原則として折り返しができません。
そのため、終着電車は一旦栄生へ回送され、折り返す際は、再び栄生から回送されます。
では、どうしてこうしなければならないのか?
それは、「配線上の制約」があるから。
3面2線という特殊な形態であり、線路が上下線1本ずつしかないことから、到着後直ぐの反対方向への発車ができないため、やむを得ず栄生まで回送されています。
反対線路への連絡線があれば済むように思えますが、名古屋駅近辺は異常なまでの過密ダイヤであるため、そのようなことをしたら電車が遅れる原因にもなりかねません・・・。
なので、名鉄名古屋駅ではこの回送方式が採用されています。
(実際の折り返し時間も、20分以上あるのでいずれ配線を変えたとしてもこれのほうが妥当に思いますよ...)

