まもなく1年が経ちます | Railway Focus

まもなく1年が経ちます

昨年の6月29日より名鉄広見線は新可児駅を境に、終日系統が分離され、新可児~御嵩間でワンマン運転が行われるようになりました。


ワンマン運転開始からまもなく1年が経とうとしています。


おさらいをしておくと、広見線のワンマン運転は蒲郡線のワンマン運転と同じで、無人駅では2両目のドアは開きません。そのため、必然的に一番前のドアから降車し、切符・運賃・回数券などは運賃箱に入れるか運転士に手渡ししなければなりません。また、定期券も運転士にはっきりと見せなければいけません。


更に困ったことに、広見線(新可児~御嵩間)および蒲郡線ではSFパノラマカード(トランパス)の使用ができません。


しかし、ある方法を使うことによれば、使い方は複雑にはなるものの、SFパノラマカードを使用して乗降することができます。


Railway Focus  (例)御嵩駅から乗車する場合

Railway Focus  御嵩駅の券売機で乗車駅証明書(無料)を発行します。
Railway Focus  そして、この電車で新可児駅まで向かいます。


新可児駅に着いたら、有人窓口の係員に先ほどの乗車駅証明書とSFパノラマカード(トランパス対応カード)を提示し、処理をしてもらいます。


処理が完了したら、あとは犬山・名古屋方面に向かうだけ!


降車駅の自動改札機で降車することができます。


(例) 御嵩駅【乗車・乗車駅証明書発行】→新可児駅【トランパス入場処理】→金山駅【自動改札にて出場】


また、帰りも同じような仕組みです。


(例) 大野町駅【自動改札にて入場】→新可児駅【トランパス出場処理・精算済証受取】→明智駅【精算済証を運転士に渡すor運賃箱に投入】


こういう風に使えば、少し厄介にはなるものの、SFパノラマカードを使って犬山、名古屋方面へ出かけることができます。


ただし、御嵩~明智間というような非対応区間内のみで完結する区間ではSFパノラマカードは使えません。必ず対応駅である新可児駅を跨ぐ必要があるので要注意です。


また、カードの新規購入も御嵩駅や明智駅では行っていないので、新可児駅などのトランパス対応駅で購入してください。


とりあえず1年はクリアした広見線末端区間。今後も存続のために、1回でも多く乗りましょう!!