That's the million dollar question! | ニッポンを元気にする英語!

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日系企業で計4回10年超の海外生活を経験(注:その後外資系企業を経て独立起業)する中で、世界における日本のプレゼンスが年々落ちてきていることに強い危機感を覚えています。英語学習に資する情報発信を通し、少しでも日本人の実用英語力の底上げに貢献できれば幸いです。

先日、とあるコンサルティング会社の営業から電話があり、最後に同社が来年度も継続開催する「年次カンファレンス」の話題になりました。

なんでも「重要顧客の一人として、カンファレンスで取り上げたいテーマ等について、貴方のインプットが欲しい」と言うのです。

私が「重要顧客であるかどうか」はさておき(笑)、そのカンファレンスは毎年非常に興味深い「旬なテーマ」を扱ってくれるので、私も市場調査目的に大変重宝しています。

今回は、来年度のカンファレンス企画で「私ごときの意見」も参考にしてくれるというのですから、これまた非常にありがたいことです。

ところで、そもそも来年のカンファレンスが「いつ」「どこで」開催されるのか知らなかったので聞いてみました。

すると、即「That's a million dollar question!」という回答が最初に返って来て大笑いしてしまいました。(もちろん、その後詳細な事情を説明してくれましたが。)

要は、「That's a good question」と同様に、「誰もが関心を持っている重要かつとても良い質問だ(が答えには窮する)」という意味なのです。

でも、この「million dollar」を修飾句に使った「大げさ感」が、何とも新鮮かつフランクで非常に面白いと思った次第です。

ということで、少し語源を調べてみたところ、どうやらあの有名なクイズ番組(「Who Wants to be a Millionaire?」;日本版は「クイズ$ミリオネア」)に由来するらしいということが分かりました。

私は、こんな「軽いノリ」も、決して嫌いではありませんよー!(笑)



【編集後記】

その後の「追跡調査」で、元々は、1950年代に放送されていた「$64,000 Dollar Question Game Show」まで遡るらしいということが分かりました。当時の「$64,000」は現在の「$1 million」相当の「(我々一般庶民にとっては)とてつもなく大きな金額」だったということなのでしょうね。

・Origin of English Idiom - The Million Dollar Question
 http://hubpages.com/literature/Origin-Meaning-of-Phrase-Idiom-The-Million-Dollar-Question



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