昨日はご近所のお姉様に誘われて映画『ドライブマイカー』を観てきた。
これね
様々なコンペで賞を受賞したらい。
有名なのだとカンヌ映画祭脚本賞他
実は若い頃はシネ研に入るぐらい映画好きであった。
アカデミー賞作品から入りアメリカ系の映画を楽しみ、そこからヨーロッパ系の作品を好んで観ていた時期もあった。
が、ある日突然、現実は小説より奇なり、もとい、現実は映画より奇なり、と思い、自分と映画の中に隔たりができた。
そして、それから10年以上経って、自分の中での映画の位置付けが100%娯楽になった。
映画にはリラックス、現実逃避、はたまた楽しさを求めるようになった。
私が最近観ていた映画のラインナップを見てもらえれば納得されると思う。
そんな私が村上春樹原作の映画だなんて!!
ハードル高いわ!!
上映時間が3時間近くあるのも不安。
普段はSサイズで買うポップコーンをMサイズにしてみた。
結果Lサイズでも良かったな。
劇中でチェーホフの戯曲が使われるているのだが、呪文のようなセリフが心地よかったのか、何度か寝入ってしまった。
つまらなくはないけれど、娯楽な映画ではなかった。考えさせられる所はあるが、そこまで考えたくなかった。ご近所のお姉様はこの映画を気に入ってそうだった。
でも、久しぶりにこういう映画を観たのは良い経験だった。
ただ、村上春樹氏の作品は私は昔から理解が難しい。この映画はまだわかりやすかったが、私の国語力ではサッパリである。
人生まだまだ修行がいりそうだ。
とりあえず今の私が楽しみなのはこれかな