<ネタバレ有>舞台「隣のきのこちゃん5」19/12/28 昼 感想 | イベント参戦日記

イベント参戦日記

イベント参戦日記出張版(mixiとほぼ同内容)

「隣のきのこちゃん〜革命VS革命 目指せ男性モブ化計画〜」
@シアターKASSAI

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イントロダクション

今回の「隣のきのこちゃん」は女性がメインのガールズナンセンスダンスコメディ。
とあるゲームのモニターに参加することになったきのこちゃん達。
ゲーム内容は女性革命家の実体験シミュレーションゲーム。
そのゲームはある博士による「男性モブ化計画」を進める為の壮大な計画だった。
過去の偉大な女性達ときのこちゃん達による革命VS革命的なストーリー?!

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出演者

民本しょうこ:きのこちゃん
沖なつ芽:ぷーちゃん
石部雄一:テツオ

栞菜:博士
遊佐航:助手
猪俣利成:男の中の男

柴田茉莉:ジャンヌダルク
黒木美紗子:卑弥呼
妃野由樹子:クレオパトラ
七海とろろ:マリーアントワネット
松木わかは:カラミティ・ジェーン
比嘉ニッコ:インディラガンディ
窪田ゆうり:アメリア イアハート
松本稽古:秋瑾(シュウキン)

松本結愛:ラムちゃん
中野裕理:推古天皇

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ざっくりストーリーは
きのこちゃんが青二才のスマホを使ってゲームに大量課金。
そのせいで青二才がマグロ漁船に乗ることになるが、きのこちゃんはそのゲーム、モブレボの制作者から新作のテストプレイの案内が届く。
そのゲームはバーチャルゲームとなったモブレボ。
ゲームの中に入って革命家たちと出会うことに。

ゲームや現実で王となろうとするきのこちゃん。
しかし制作者の博士の目的は革命家と出会ったことによってプレイヤーに
女尊男卑の世界を作り上げさせることだった。


って感じなんですけど、
きのこちゃんなんでそんな一筋縄ではいかずきのこちゃんのペースにみんなで
巻き込まれていくという感じ。
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今回出演のない青二才ですが手紙という形で音声出演。
しかし、手紙でツッコんだり、挙句手紙でキャラ紹介させられたり。
EDまでナレーションしていたり。長谷川さんがそこにいるかのような活躍でした。

OPでわんこそばを食べていたきのこちゃんが急に出演者に振る日替わりネタ?があるんですが、自分が観に行った日はわかはさんでした。
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たみしょーさんがカーテンコールで「頭をからっぽにして帰ってください」って言っていたように(石部さんから「開演前に言うセリフじゃない?」ってツッコまれていたけど)
何が起こっていたか良い意味で何も覚えていないくらい色んなことがあったし何もなかった作品でした。
革命家が真面目なことしてるのにきのこちゃんたちがカツラ被ってお母さんを探しているのとか意味わからなさすぎて面白かったです。
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あとはとてもダンスが多かったり、
その都度衣装が変わっていたり、
そういうところは大変だなぁと思いました。
その分観てるこちらは飽きないんですよね。

あとはテツオとマリーの歌うシーンがあって
最後に石部さんが「このシーンをミュージカルという演出家に衝撃」みたいなことを言っていましたね。
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箇条書き感想

民本さん
:先日ノッキンオンヘブンズドアで真面目なというか素敵なお芝居をされていましたが、これはこれでたみしょーさんの真骨頂。ふざけているのに話が成立するのはたみしょーさんの力だよなぁと思います。

沖さん
:スタイルがとても良いめっちゃ美人な方でしたが、ふんわりした雰囲気のぷーちゃんにピッタリだし、それでいて結構真面目なこと言ったりするのが面白かったです。

石部さん
:色んな団体、作品で石部さんは無くてはならない人なんですがきのこちゃんでもそれはそうで。
テツオはテツオで良かったんですが推古天皇に仕える新人のほうのアドリブな感じがまた面白かったです。

栞菜さん
:観たのが沼田以来とかなはずなのでコメディのイメージが出来ていましたが役回りとしては黒幕。
でもどこかおかしいのはきのこちゃんテイストなんでしょうか。
白衣のときは凛々しいけど別の衣装などで踊ったりしてるときも良かったです。

遊佐さん
:きのこちゃんの被害を今回1番受けた人、なのかな。
男性のツッコミがいないなかで奮闘されていました。モブになるときとマシュマロを口にツッコまれたときが大変そうでしたが凄かったです。
口から出して「出すな」って言われてたけどw

猪俣さん
:モブになった男性を一手に担っていました。Tシャツの脱ぎ着で別人を表現するんですが石部さんに煽られたり、色んな職業の男性を演じたときはBGMの兼ね合いで「早くしろ」とか言われるし大変だろうなぁと思って観てましたw
緊急速報のときのそりたつ壁はアドリブ?

柴田さん
:凛々しい女革命家のリーダー。説得力のある格好良さでしたがプロレス技をかけられる羽目に。

黒木さん
:何故かパリピ占い師に。若い女性だったという史実からこういうキャラクターにするの凄いなと思いますが、可愛らしかったですね。

妃野さん
:絶世の美女なので陰キャ陽キャじゃなくて絶キャとイジられる美人。美のカリスマ。そんなに年齢を重ねているわけではないけど美魔女みたいな立ち位置なのでしょうか。

とろろさん
:革命家とは少し違うので、1人出てくる場面が違う。でもその特別感をとろろさんが上手く料理している感じで。
変な節つけて話したり、テツオが別の女性に告白してるときの目だけでも何を言いたいのか伝わるリアクションとか本当に上手いなぁと。

わかはさん
:銃使いが板についてきたわかはさん。イケメンでした。
ジャンヌを守る女ガンマン。男役としてジャンヌとの百合っぽい要素もあったり。
叫んだり怒ったり、なんやかんやで戦う格好良いキャラクターが最近多いですけど、
笑顔で踊ったり、EDのあとの某曲のダンスなどの表情もとても好きです。
(それでいて三國とか出来るから本当に凄い)
銃より旗のほうが重かったとか。そういえばあの旗も凄かったですね。

比嘉さん
:インドの女性首相なのに沖縄訛り。得意料理はカレーチャンプル。とかいう作り込まれたイカれた設定。
革命家の中で1番設定で遊ばれていたキャラだと思うんですがそれは比嘉さんがそれにのみ込まれない力を持っているから出来ることなんだと思います。

窪田さん
:明るいキャラだけどKYとイジられる。地に足がついていないと言われるのは女性初の大陸縦断飛行を達成した人物だから。
「~っす」ってのも明るいキャラらしくて良かったです。

松本稽古さん
:詩人であり文武両道の人物で時折川柳を詠むんだけどきのこちゃんのとんでも川柳にダメージを受けるというw
戦いでもプロレス技を受けて負けたりするけどなんやかんやできのこちゃんの右腕として活躍してました。
その中でテツオから告白されて女性の面も見せたりして結構目立ったキャラクターでした。
あとは流石ダンスがめっちゃキレキレでした。

松本結愛さん
:いきなりちょっと聞き覚えのあるメロディで登場したラムちゃん。
慌てふためく革命家たちにきのこちゃんが「あんまりそわそわするな」ってツッコむのが好きです。
空飛べるので色々と活躍します。他とテイストの違ったキャラクターですが演じている役者さん同様フレッシュで可愛らしい感じでした。まさか18歳とは思わなかったけど。

中野さん
:推古天皇としてはすだれ?の後ろに隠れて比嘉さん演じる従者に通訳させて最後のほうまで表に出てこないんだけどダンスシーンで普通に推古天皇の格好で中野さんが踊ってるこの感じが最高でしたねw
サッカーボールでバレーやって手首負傷したり、色々フリーダムでした。
結局なんだったのかはあまり説明されないのもまた。

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グッズは色紙にランチェキにブロマイド。あとパンフ。
ブロマイドは魅力的なキャラクターが多かったので自分史上で1番色んなキャラのブロマイドを購入した作品だったんじゃないでしょうか(色々買いたいときにこういう1枚300円制は凄い有り難い)

 

 


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面会はわかはさんと。ちょっとした差し入れも喜んでいただけたようでなにより。
今年は行けなかった作品もあったけど今年も1番観た役者さんはわかはさんでした。
観れば観るほど色んなモノがたくさん観れて飽きないです。
ますます好きな役者さんです。

 

 

 

 


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個人的には今年の観劇納め(ってほど今年観に行けてないけど)

 

 

この作品で良かったです。

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