2年間捻挫が治らないという少年 | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

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Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

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都内より
時にスポーツ選手の症状が長期間治らない
という場面に出くわすことがあるだろ?
そんな時は、今回の症例は
結構参考になるかもしれない。
 
 
英語で対応しないといけない高校生の
家庭に呼ばれて行って来たんだ。
中学生の時に捻挫をして以来2年間
ずっと足に違和感を感じながら
スポーツをしていて、ついにこれは
どうにかした方がいいとなって
俺を知り合いを介して呼んだんだ。
 
 
彼はアロンくん
バスケットボールの選手だけど
足が弱いと言って指を差した場所は
最も捻挫をしやすい足首の
前距腓靭帯の場所だった。
 
 
局所を押しても痛みはあるのだが
俺はこれに違和感を感じていたんだ。
動きの左右差はあるものの、
2年も治らないことがあるだろうか?
 
 
これはもしかすると、捻挫した時の緊張が
全身に広がりそれが抜けきっていないとか
痛みの記憶ということもあるかもしれない。
 
 
そう思って以前、女子バレー部の女性の
膝の痛みが頚椎からきていたのを思い出した。
 
 
まあ、臨床ではよくあることで
その痛みの記憶や緊張が
’その部位からかけ離れた場所に
存在することもあるんだと思ってる。
 
 
エビデンスをよこせという
意見には応えられないけどね
臨床上が証拠と言うしかない。
 
 
動画の経過を見ていって欲しい。
彼は数分のうちに痛みが消えてなくなり
宿題エクササイズも学んでもらい
そして笑顔になったんだ。
 
 
いつかスポーツ選手が長く引きずる症状に
出会った時のために覚えておいて欲しい
症例だとも言える。