【解剖学は難しくない。見れば分かる】 | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。


テーマ:

プロとしてとか、駆け出しだからとか、
資格がないからとか関係なくカラダを触る業に
就いたのならば解放学を学んだ方がいい。
新たなも学びに不安も迷いもあるかもしれない。
でも解剖学は難しくない。
 
見て、触って、解剖学を学び
動かせばそれが機能解剖学となる。
見たモノ触ったモノ動かしたモノ全てが
事実であり学びになるんだ。
 
この筋肉とこの筋肉は繋がっているのか?
引っ張れば答えが出る。
それが筋膜のつながりなのか
筋連結なのかひっぱれば答えが出る。
 
この関節は動きはどうなのかな?
動かせばそれが答えとなる。
便秘と肩コリが関係ある気がする。
お腹を開いて腸間膜、腹膜の位置関係を確認し
教授陣にアドバイスを貰えばそれが答えだ。
 
仙腸関節は動かなかった。
という考え方が今回参加した
受講生達の出した答えだった。
 
仙腸関節のラインはちゃんと残っていたんだ。
そこにメスで関節面を辿り、
なぞりながらラインにメスを入れていく。
関節を繋いでいる靭帯を丁寧に切り進めるも
硬くてメスが3つも歯が壊れた。
 
関節面に無理やり歯を押し込めラインを深掘りしていく。
こうして失っていたはずの仙腸関節が現れた。
作業は遺跡を発掘する作業の様だった。
 
前後の靭帯とある程度切れ目を入れていたから
左右に広げれば仙腸関節は綺麗に剥がれ
ブーツ面が顔を出すに違いない。
 
俺はアスレチックトレーナーの先生と共に
仙腸関節を左右にお互い引っ張った。
メキメキという音と共に剥がれた。
しかし驚いたことに剥がれ現れたのはブーツ面ではなく
ブーツ面についている腸骨側の骨だったんだ。
 
わかるだろうか?
仙腸関節は強力にくっ付いていたために
別のところが剥離骨折してしまったということだ。
 
ガッカリした顔の骨盤矯正を得意としていた先生。
黙って受け入れている先生。
元々どっちでもよかったと思っていた先生。
色々な感情がこの生ご献体のテーブルで感じられた。
 
俺は仙腸関節を剥がし続けて
かれこれ7体目くらいになるんだけど
いずれも同じ結果だった。
 
特にフレッシュ生ご献体では全ての関節が
生前同様動くのに仙腸関節のみが動かない
と言うのは説明がつきにくいと思った。
 
仙骨は30代半ばまで完成しないという
文献を読んだことがあった。
つまり仙腸関節も完成していない可能性があり、
そうであるのなら可動域はどうなんだ?とも思った。
 
経験として40代女性の仙腸関節が
動かないのは確認したが、
30代はまだ経験したことが無いことを
この文章に付け加えておきたい。
 
またこの40代女性の仙腸関節を
開けた時関節液が出てきた。
教授は仙骨の頷き動作を説明してくれた

また横隔膜は外から触れない。
これは誰がみてもそう思うはずだ。
大腰筋は鼠径部では一番体表に近いから
触れられるが横隔膜はどう考えても無理だ。
俺たちは仙腸関節は動かない。
横隔膜は触れない。と目視した。
 
目視したのにもかかわらず、それでもそこに
立ち止まり続けることは来た意味が全く無い。
目の前で起こった事実を受け入れたのならば
仙腸関節が動く前提の治療法を手放さないと前に進めない。
 
(俺が目視したのは40代女性が一番若いのだから
30代は分からないことも付け加えなければいけない。
俺は見たままを綴っているんだ)
 
横隔膜マッサージなんてしている人がいたのなら
それを手放さなければアメリカまで来た意味が薄れる。
 
何人かは日本に帰る前に仙腸関節の件、
横隔膜の件を飲み込みコミットしていた。
また他の何人かは見た事実を飲み込むのに
まだ時間がかかりそうな人もいた。
 
目の前で見た事実と違うことをし続けると
自分で自分に嘘をついているから
治療家の仕事が辛くなってくるかもしれない。
ということも知っているはずだ。
 
大事なのは仙腸関節が動かないとして判断した場合、
ではなぜ今迄の治療法で成果がでていたのだろうか。
横隔膜は触れることができないと知って、
なら別のアプローチはどうしたらいいのだろうか?
と考えることが出来たのなら
とても価値ある一歩だとおもうし、
俺はそんな前向きな人が好きだ。
 
解剖学は今も昔も変わらない。
ただただ事実を見つけられることを静かに待っている。
そんな人体の声に耳を傾けご献体から
多くの事実を学ばせてもらっていく。
 
俺達KenYamamotoチームは人体解剖学の
体験をしましょう的なライトな感じではない。
俺達のグループは解剖学探求チーム。
そうヘビーでストロングだ。
その名もTeam Quest(探求するグループ)なのだ。
 
•大金先生が持って来た素晴らしい仮説
表層面を外方へ牽引すると組織は一体どこまで届いているのか?
という問いに答えてくれたフレッシュ生献体。
 
•足底筋膜炎やカカト痛やシンスプリントで
疑問を持って来た岡田先生や栃谷先生。
柔整師顔負けの外傷テクニシャンなのに探求しに来ていた。
シンスプリントの好発部位である脛骨下3分の1。
日本の先生の多くは後脛骨筋だというのだが、
そこにアプローチしても効果が薄い。
何か他の原因があるに違いない。と仮説を持ち込み
ホルマリン処理されたご献体で確認し答えを持ち帰っていった。
また足底はホルマリン漬けとフレッシュ生ご献体を
見比べ自分の答えを出して行った。
 
•スポーツジムを開設した村田先生は、
筋肉の基礎から応用まで学び、何が効率よく効果を
上げることができるのかアスレチックトレーナーであり
ドクターである先生にしつこう分かるまで聞きまくっていた。
 
•メディカルの国際大会で発表をすることになっている
柔整鍼灸師である佐藤先生は徹底的に局所の解剖を
頑張っておられ良い答えが見つかった。
 
•他にも大腰筋の秘密を宝物のように持ち帰った先生もいたし
顔面神経の位置確認ランドマークをしっかり捉え
鍼治療を頑張るといって帰った先生もいた。
 
俺も彼らも想いは『患者さまのために』という目的で頑張れている。
時間の問題、金銭的な問題を乗り越え、多くの受講生さん達が
「じゃぁ、また来年ハワイで」
と言ってそれぞれが帰国の途に着いた。
 
俺はというと今回のフレッシュ生ご献体から
既に3つのテクニックが産まれている。
また仮説が次々と証明されていき
俺にとっては今回こそが最高の学びだった。
 
年々自分のレベルが上がってきているのを感じている。
来年1月の学びは更なる高みを目指し爆進することになる。
 
俺は今テキサス州のダラスに滞在中で
昨日KYTテキサスセミナーで
ドクターオブカイロプラクティックの医師達に
ベーシックセミナーを開いてきたところだ。
 
この後メキシコに向かいKYT39カ国目に
福音を伝えに行ってくることになっている。
 
俺のモチベーションはいつでも
『世界の腰痛を治したい』
という熱き想いだけど、
熱いだけでは患者様は癒されない。
気持ちとテクニックと解剖学という
エビデンスが俺の武器となっている。
 
解剖学は難しくない。
見て、触って、動かせば答えは出る。
ただそれだけなんだ。恐る恐る来なくていい。
堂々と見たい部位を教えてくれればそれでいい。
あなたの質問は俺達他のメンバーの為にもなるんだから。
 

Ken Yamamotoテクニックベーシックセミナー&フォローアップセミナーin Hawaii
2019年1月9日(水)・10日(木)(2日間)

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