椎間板ヘルニアのシンガポールの少年 | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

エブリボーデー!明けましておめでとうございます。
年末年始は相当に呑んだくれましたKenYamamotoです。

シンガポールから治療に来ていた
椎間板ヘルニアの少年が母親と日本で正月を過ごし、
俺の正月休みが明けるのをまって今日再び俺の前に現れたんだ。
そして今夜帰国の途に付くと言った。

この腰痛を治す為だけに日本に来ましたと言っていた。
前回の施術が終わるともう来なくていいよ。
と言ったけどどうしても帰国前にもう一度見て欲しい
といわれ朝一で来院したんだ。

このまま診なくても平気だと思われる位回復していて驚いた。
「くしゃみをすると腰に響くと行っていた症状も
数回に1度は痛いけど結構真剣にくしゃみ出来ます」

と言っていた。

椎間板ヘルニアやギックリ腰、
座骨神経痛はこのくしゃみが怖いと言うヒトが多い。

また、ギックリ腰になる瞬間遠くのティッシュを取ろうとして
ギックリ腰になったとか言うヒトも多く、
重傷だと気がつくときには既にギックリの準備が
カラダの中で整っているコトを意味する。

あくまでトドメがクシャミであったり大きな咳だったり、
遠くのティッシュというコトになるだけで
カラダの捻れは進行していることを患者様に教育するべきだと思う。

患者様はこのラインを越える前に治療に来るべきだし、
治療師はそれを見抜けなくてはならない。
今日来た時は階段を2段抜かしで上り
そして2段抜かしで降りれると自慢したんだ。

しかし、彼の不安は
先生、ボクは走れる様になるのでしょうか?」
だった。
大好きなサッカーを諦めなければならないのか不安だったようだ。

頸椎の調整をした後俺は少年を外に連れ出し、走る様に促した。
軽く足踏みをさせた後、Go!
少年は軽やかにしかし怖々走ることが出来た。

「いいか君、君はもう走れるんだよ。
怖がらなくていい。俺がココにいるからね。
しっかり体育の時間を思い出して走ってご覧」


いくつかアドバイスすると
胸を張ってしっかりと走ることが出来たんだ。
それを観ていた母親は号泣していた。

その涙はわざわざシンガポールから
来日するという選択が正解だったと言う涙であり

子供がいつも痛がっていたのに
今は走れるまで回復したと言う安堵の涙でもあり

何よりも子供の笑っている顔が涙を誘ったに違いない。

海外からよく腰痛治療に来院されるけど
この親子が一番爽やかな気分にさせてくれた。
きっと神様がくれたプレゼントだね。
2013年1発目の腰痛治療がこの親子で良かった。

このまま今年は腰痛治療を更に発展させて
世界中に広めて行きたいと思っているんだ。
この取り組みは俺だけでは何も出来ない。
沢山のヒトの助けがあってこそ出来る取り組みだ。

今年も関わるすべての方々に両手を合わせながら
謙虚にそして大胆に治療業界に携わって行きたい。

本年も宜しくお願いしMAX
Ken

http://www.youtube.com/watch?v=9DE-UvekK0I

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