こちらはドイツ語の作品でしたね。
大戦直後のスイスを舞台に
ポーランドからのユダヤ少年保護施設で
働く妻と結婚して
妻の実家の繊維工場を受け継いで
気づかぬうちにナチス資金の
資金洗浄をさせられていた。
そして、兄は戦争犯罪人を
追いかけていて。。。
当たり前ですが
ギリギリ生き残ってきたユダヤ少年
ナチスの残当狩りから逃げてきた
ドイツの化学者家族
価値観が真逆な人々が
混在していたラビリンス。
それだけではなくて、
戦争犯罪人を探すアメリカ人女性とか
も出てきて、世界ってやはり
混沌としてるなと。
そして、ユダヤ少年たちは
パレスチナに引き取られていくけど
戦争地帯を渡り歩くわけで
場合によって排他的にもなる欧州よりも
自由はあるかもしれないけれど
苦難からは逃れられず
何が正解か分からない。
どこまでリアリティーのある作品か
判断尽きませんが
欧米の混沌とした背景を
少し感じとることが出来ました。
日本は良くも悪くもガラパゴスなので
刺激的なものをインプットし続けないと
分からない世界ですね。
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