こんにちは~
だいぶ寒くなってきたのでいつも上裸で作業してますが服を着ました。
ということで!

STRIX RAID DLXを買いました!!
名前だけだとわからないですがカテゴリでいうとPCに入れる内蔵型のサウンドカードになります。
サウンドカードはSoundBlasterのZXR2やaimのSC808以降新商品が無く、あまり動きがなかったですが、2016年にASUSが自社ブランドのSTRIXシリーズを冠して出したモデルになります。
他にも
STRIX SOAR
STRIX RAID PRO
の2種類があり、計3種類が一気にラインナップされました。
STRIX RAID DLXは最上位のモデルになります。お値段は約20,000円くらいです。
DLXはスペック詳細を紹介と共に書こうと思いますが上記2種類は
STRIX SOARが一番下のモデルでSTRIX RAID DLXと比較すると内部コンポーネントが少し劣ります。
STRIX RAID PROはSTRIX SOARと同じ内部コンポーネント+ボリュームをコントロールできる外付けBOXがついてきます。

実際に開ける前に商品の前面を開くことができます。
ぶっちゃけた話自分は内部コンポーネントの
- オーディオプロセッサー「CM6632AX」
- D/Aコンバーター「ES9016 SABRE32 Ultra DAC」
- A/Dコンバーター「CS5381」
- ヘッドホンアンプ「LME49600」
ASUSサイトから引用
とか言われてもわかりません。(チーン
まぁ今回は普通に2chで聴いてみてどれくらいのものなのかを知りたかったんです。
どっかで調べててFire Face UC使ってる人がSTRIX RAID DLXをなかなかいいねって言ってたから気になっただけです(ぁ
さっき言ってたコントロールBOXっていうのが画像右上です。画像左上はソフトで立ち上げられる「SONIC STUDIO」というものです。

開封すると本体とコントロールBOX、本体とコントロールBOXをつなぐケーブルと
角型のデジタルを丸型に変換するプラグがはいってます。

もう1個開けるとマニュアルとドライバCDって感じですね。

本体は意外と小さかったです。パッケージがデカイのでミドルクラスのビデオカード並にデカイのかと思いましたがそんなことはなかったです。接続はPCIe x1で接続します。

電力供給は6pinから取ります。これも75W消費するのではなくてノイズを極力押さえるために
外部から取ると言った形になっています。

ということで組み込んでみました
あえてノイズが本当に発生しないのか試すということで他に挿してるカードはそのまま挿してます。ビデオカードとかUSB増設カードとかUSBピンヘッダをUSBポートに変換するやつとか挿してる間にSTRIX RAID DLXを挿しました。

通電すると少しだけ光ります!自分のPCはかなり光るのでLED全部ONにすると全く見えません!全く光り物の無いPCにつければ若干ほのかに光るかなくらいです。

背面の端子ですがミニジャック(3.5mm)となっております。右から3個目の端子だけコントロールBOXを使用する際に挿す端子で2.5mmの大きさです。
右から順番に2ch用ヘッドフォン(OUT)、マイク、コントロールBOXに挿すポート、フロントアウト、リアアウト、センターアウト、サイドアウトorSPDIFです。
サラウンド環境は1回だけ5.1chをスピーカーでやったこと有りますが、フロントアウトからサウドアウトの部分に挿してどのポートの物がどの位置かを設定してやるものなのかと。今は残念ながら余分なスピーカーを持っていないのでできません(´・ω・`)
あ、あと事前に言っておいたほうが良いと思いますが
2chでの音質メインで書きます。
サラウンド環境はヘッドセットもなく、スピーカーも今は余分なのが無いので構築ができないのと、マイクはXLR端子のものしか持っていません。
スピーカーもRCAの物しか無いので2chヘッドフォンで他の自分が持っているAIFと比べるような感じになります。

STRIX RAID DLXはせっかくなのでノブを繋いで試してみます。この時つなぐケーブルですがすごく柔らかいのでかなり付けやすいです。
ノブを回すと音量調整ができます。「RAID MODE」を押すとSONIC STUDIOで設定した項目のDry/WetもしくはON/OFFを調整出来る感じです。
ノブを押すと・・・・自動的にOUTが切り替わります!ヘッドフォンとスピーカーで切り替わるみたいですが、他にオーディオドライバーがあって出力先があるとそっちと切り替わります(
音量ですが自分はLED4つくらいがちょうど良いです。LEDが1つ点滅しているときでもノブの回し具合で6段階音量が変わります。流石に600Ωまで対応なので出力は半端ないですね。
このノブは

Apollo Twin USB (Apollo Twinシリーズ)インスパイアだと思います絶対(ぁ
ということで今回比較をするのは
先程のApollo Twin USBと

前使っていたKomplete Audio 6と

PCDJで練習用に使っているAudio 2 DJと

マザーボードについているSound Blaster Recon 3Dを

マザーについているやつなのでページ先のとはチップは一緒ですがページ先の商品を使っているわけではありません。
STRIX RAID DLXと比較します。

悪魔でSTRIX RAID DLXメインなので他の商品同士等は行いません。そういうのはこのブログの昔の記事にあったりするので頑張って探して下さいごめんなさい
・・・というか色んな所でSTRIX RAID DLXはハイエンドのコンポーネントを使っててやばい!みたいなレビューがありますが
結論からいうとすごく音質良かったです。(終了
いやまぁまずはハイエンドって言う事なんでいきなりApollo Twin USBと比較をしましたが
かなり似てます。
Sound Blaster Recon 3Dは2chで音を聴く分には謎の低音域分離みたいなのがあって
~120Hzと120~200Hzあたりのブレがすごくて音楽を聴くと低音がおかしい現象に至るのと
ゲーミング向けすぎて逆ディエッサーみたいになっててすごかったです(小並感
STRIX RAID DLXはゲーミングを謳っていますが普通に2chで音楽を聴く分にも問題は無いと思います。
音場の広さやアタック感と各音域をいつも聴いている音楽で確かめましたがそこまで大きな差はApollo Twin USBと比較で無かったです。
自分自身が普段聞いているのはいわゆるクラブミュージックなので他ジャンルは不明ですがジャンルが変わっても特にそこまで向き不向きは無いと思います。
ちなみにいっつもアタック感を比較するのに聴いているのは
Deathmachine - Unnatural Selection (N-Vitral's Darwin Award VIP)
のイントロのスネアです。
もちろんYoutubeでなくてwavで聴いてます。
音場は
Lunatic & Miss Hysteria - What Really Mattersの間奏部分で聴きました。
音域は別になんでも大丈夫ですがZardonicが2016年10月10日に単独イベントを行っているのでそれも兼ねて
Counterstrike & Zardonic - The Condemned
を聴きました。
Zardonicは来日しただけでなくて自分の曲を来日単独イベントで流してくれたりといろいろあったんですがレビューが長くなりそうなので別で書こうかなと思います。
STRIX RAID DLXとApollo Twin USBの違いとしては
・ハイハットがよく聞こえるので5k以上の高音域はSTRIX RAID DLXのほうが出る。
・音場はパンの位置の解像度が多少低くなったくらい
・スネア系のアタック音も高音域がよく聞こえるおかげで微妙に強く感じる。アタック感自体はだいたい同じ
くらいだと思います。といってもそこまで差はなく、定価10万円レベルのAIFと比べても遜色はないのかと。まぁApollo Twin USBは内蔵DSPでお金がかかっているので値段の割にはっていうのもありますけどね。RMEの10万円クラスと比べるとまた違うのかもしれないです。
DAWの動作不具合の関係で長くは使ってなかったですが普通に付け替えしても普段聴いているAIFと音が違う・・・・?とはならなかったです。まぁ若干ハイが気になったくらいですね。
といってもここも人それぞれあるのとゲーム向けだとハイが高いほうが銃声とかそういうのが聞こえやすいとかもあるんだと思います。
ちなみにKomplete audio 6とAudio 2 DJはアタック感が凄いです。やっぱDJ向けなのでテンポを把握しやすくするためなんですかね。
これは調べていて他の人でもなっていたのですが、他にオーディオドライバーがあると何かの節目に急にPCが重くなるという不具合があるっぽいです。
自分はDAW(Ableton Live 9)を立ち上げた瞬間かなり重くなって、それ以降再起動をしないと直らない状態になります。ということで泣く泣くこいつを取り外して友達に売るという(死
あとは普通にネットしててもなりましたね。時間は掛かりますけど。
まぁSTRIX RAID DLXだけ入れている分には問題ないと思います。
あとは

ASUSの付属ソフト SONIC STUDIO もあります。
コントロールBOXがあると音量はここでいじらないかなと思いますが
入出力の音量と
サンプリングレートやビット数を選択できます!
最大では192kHz、24bitまで選択可能!
まぁぶっちゃけマイクだったり使う人だとその時のソフトの対応非対応でサンプリングレートは至る所で邪魔をするので44.1Khzか48kHzが良いと思います。
聴く専門なら良いのではないでしょうか!
あとはイコライザーがあって低音ブーストがあってボーカルを目立たせる?Voice Clarityがあってコンプレッサーがあってバーチャルサラウンドもあってリバーブ(反響音を出すやつ)もあります。
あとはマイクの機能なので試してはいないですがゲート(本来なら決めたdB値(ものによっては音域も決められる)より下の音を再生しない機能)とPerfect Voiceと呼ばれる機能がありました。
あとはどこから音が聞こえたのかがわかるSONIC RADAR PROとコントロールボックスのRAID MODEで手元でかんたんに調節可能になるSTRIX RAID MODEの設定項目があります。
これをいじっていて気づいたのですが一部ソフトだとこれらの機能が効きません。
Itunesはとりあえず全く効かないようです。それ以外は自分が試している分には大丈夫でした。
SONIC STUDIOの機能はレースゲームThe Crewをやりながら試しました。
なぜレースゲームなのかと言われると好きなのでとしか言いようが無かった。
SONIC STUDIO EQはプリセットがかなり沢山あり、ゲームのジャンル別であるくらい大量にあります。ここから選ぶ分には自然に掛かってくれるのでここから自分に合ったプリセットを選ぶと良いと思います。自分でいじるのももちろん可能ですが自分はいじるとなんか一部MAXにしてみたりで偏るんですよね(
Bass Boostは60~120Hzが盛り上がります。このときに疑似サラウンドも有効にすると低音の位相がおかしいです。やるときは無効で。これをMAXにしてウーファーつけてレースゲームで走ってるとやばそう
Bass Boostを音楽でも聴いてみたんですが、低音が出ていないときにはそれ以外の音域が強調される(サイドチェインを高音に対して掛けている状態)になるのでやっぱりゲーム向けですね。
Voice Clarityは200~800Hzあたりが少し上がるんですかね。どっちかというと男声のほうが聞こえやすくなります。割りと薄めの効果ですね。
Voice Clarityを音楽でもry
破擦音が出るような部分もある程度下がってました。結構良いと思います。
Compressorはハイが全体的にあがります。スレッショルドの値があるわけでもなく、パラメータを何処にやってもハイが上がるのでまぁコンプレッサーというよりもアナログ系ヴィンテージコンプレッサーを挿して潰した後のサチュレート感を出したかったんじゃないかなと。まぁ予想ですけどね。その割には大分音変わりますけどねw
Virtual Surroundは左右の音の上下がわかるかな~って言う感じでした。Battle Field 4をやってたときをなんか思い出しました。FPS向けですね。
ReverbはMAXまであげるとトランジェンダーでサステインをあげましたみたいな音になりますね。vstプラグインで欲しいです(違
掛けていくとアタック感は薄れていきますので使い所がよくわからないです。ゲームで使えるんですかね。
SONIC RADAR PROはどこから音が聞こえたかが分かるソフトなのですがクリックしても読み込み画面が出るだけで立ち上がりませんでした・・・・ショック(´・ω・`)
STRIX RAID MODEは録音時の音量、EQ、Bass Boost、Virtual Surroundから選んだ1つの項目をノブで手軽に操作出来るというものです。コレは便利!
気になったのはCriative社もASUSのコレもソフトインストール時にVirtual SurroundがONになっているのでいきなり音楽を聞こうとするとおかしいことになります。OFFにしてから聞かないといけないですね。
普通にゲームする分には便利な機能なのでONのままでもいいのではないでしょうか。
ってことでまとめると
・音楽を聴くのにもかなり適しています。ゲームの場合はお好みでプリセットEQを使ったり慣れている方ならEQをいじってほしい音域帯を簡単にあげられます。値段は約20,000円ですが値段に対しての音質でいくとかなりコストパフォーマンス高いと思います。全体的な音域バランスは密閉型ヘッドフォンによくある出方ならちょうど良いバランスです。ただ、端子が全てミニジャックという点があるので単純に「聴く」事に特化するならかなり良いです。
ということです!!!
一応確かめた所ASIOドライバーにも対応はしてますが、さっきのとおり他にドライバ入れると重くなる不具合が自分のDAWではあったのでそこはちょっと怖いですね。というか作曲する人なら普通に他のやつ買うとは思います。がASIOはとりあえず対応はしてます!やったね!
あとはあれだ

Satellite USB Quad Core
価格改定で12万円くらいになってたのでこの機会に買いました。
といっても既に2コアあるので拡張になるんですけどね。EMT140ばっかり使ってると負荷率が2コアじゃ足りないので拡張しました。UAD-2はリバーブ・・・良いよね。
あとPultec EQP-1Aね。ガバキックにコレを挿すのが流行って欲しい
Rexicon 224 digital Reverbもすごく良かったのでデモじゃなくて次は買います。ただ、高い!


いつも通り2mの3.0USBケーブルとACアダプターがついてます。Apollo Twin USBと違って世界中何処に行っても使えるようにはなってなかったです(ぁ
あと当てるドライバー一緒なんですね。そして、ドライバーは一緒ながらも1回消してから再度入れ直し推奨です。全く認識してくれなかったです。
あとUniversal Audioの方で認証を取ると100ドルクーポンが貰えます!

すごい!フックアップの製品紹介画像みたい!
(痛部屋じゃなければ
本当はもっと引いて写真撮りたいんですけどね
(痛部屋じゃなければ
アメブロで部屋を晒したら記事を消されてしまうのでここらへんで終わります(南無