夏本番になってきましたね。
日中出歩くととにかく暑いし疲れます。
体調を崩さないようにしなくてはいけませんね。
さて、税理士試験1か月を切りました。
思うように進んでない方もいらっしゃるでしょうが、
本番では割り切り上手が合格したりします。
◆答案を埋めればよいのではない
試験は時間管理が大切ですが、
時間がないと思ってなんでもいいから書くというのは
点につながらない作業で時間を使っていることになり、
かえって点数につながらない行動です。
白い答案をできるだけ埋めると見た目にはやった感が
出るのですが、それは焦ってるから埋めようとしただけ。
書いても○にならなければ時間効率が悪いのです。
理論で時間がないときや残り10分でできる限りという
場面ではうまく埋めることで点を拾えるかもしれませんが、
それは冷静に対応できていることであって、
焦って解答を埋めに行っているのとは全然違います。
書いた箇所は○にするつもりで書くこと、
裏返しで手を付けたら危なそうな問題はパスすること、
取捨選択を上手にできるようにしたいですね。
◆当落線上の人が受かりやすい理由
合格ラインぎりぎりレベルの人が結構合格すると聞きます。
昔聞いた学校の方の話によれば、
合格可能ラインぐらいの人は分からない問題が出ると
割り切って捨てるので、結果的に取捨選択が上手にでき、
合格確実ラインの人はできないところが出ると不安になり
焦っていろいろと手を付けて失敗する傾向がある、
らしいです。
学校の人ではないので確実なことは言えませんが、
確かにそれはあるかもと思いました。
私も合格できなかった年は、
間違いなく試験での立ち回り方がとてもまずかったり、
出題の意味がよくわからなくて焦ってしまったり、
試験中の失敗の方が多かった記憶があります。
勉強が思ったほどはかどらないと思っている方は
この時期多いことと思いますが、
すべてをやり切れる方の方が少ないと思いますし、
自分がやった範囲で本番勝負するしかありません。
できそうにないところが出たら割り切りも大切。
中途半端に手を付けてタイムロスするぐらいなら、
パスして他の問題で稼ごうと意識に落としておきましょう。
あらかじめ意識してないと本試験では緊張するので、
当日いきなりうまくは立ち回りにくいものです。
割り切り上手になって本番で立ち回れるようにしましょう。